成功!干し柿

やっと成功!干し柿がうまくできました。毎年、カビが生えてうまくいかなかったのですが、今年は雨にあたることもなくて。大型扇風機を用意しましたが、必要なかったようです。干している間、一日も雨が降らなかった。そして結構寒い夜もありましたし。

あまり干しすぎても硬くなるようですし、適度なところで切り上げるのが良いのでしょう。とりあえず、毎日、モミモミをしました。全部で46個。一日に2個ずつ食べています。おいしい!

さて、3連休です。コロナは怖いですが、密を避けながら、頑張ります。

歴史的紅葉・・・か?!

ほぼ休みなしの日々を送っていて、休日も外に出ていくこともなく。世の中紅葉シーズンなどと、GO TOで旅に出る人たちも多い中、意識もそちらには全く向いていなかった。

しかし、昨日、たまたま知人の葬儀で大分市に昼ひなか、出掛けることに。そして帰り、城島方面から由布院方面へ車を走らせていた。何気なく見えてくる木々や山々がなんときれいなことか。行きもエコーラインを通った時、すご!と思ったが、何せ遅刻しそうだったので深く浸るほどの余裕もなかったし。

思わず車を止めて一枚。これは猪瀬戸湿原のあたり。紅葉って赤や黄色だけでなく、枯れた葉の白い色など濃淡含め全体で楽しめるんだと初めて気が付く。ススキの白い穂が葉の上に飛び出している姿も面白いなあ。

この写真の右側は写ってないけれど、ススキの穂がずらりと並び面白いんだけれど。背も高い。

さらに先に進む。由布岳正面登山口。光のさし方で色がみるみる変わっていく。枯れた木の大きな茶色の葉やもやがかかったような白い木々の枝葉、絨毯のような下草の黄緑や黄色。雄々しい由布の頂や青い空。

由布岳のすそ野。

さらに下って朝霧の茶店の展望から見える山々。写真よりずっときれかったなあ。

観光客は立ち止まり手に手にカメラを持っていた。由布院へのアプローチ。この景観にきっと感動している。たびたび通っている私でさえ感動しているのだからね。こりゃ、阿蘇なみだわ。

オニパン別府店のお向かいさん

別府店が南高架に移転して丸2年が過ぎました。以前の北高架商店街の時もそうでしたが、各店舗の方々、本当にいい人たちで。南高架駅市場には、私マスターは3週に一度行っています。駅市場のお客様との触れ合いやパンの販売状況、雰囲気など私も知っておかねばと。

別府駅市場は、線路下(高架)商店街としては、日本で一番古いとか言われています。できて50年以上経っているとのこと。実はその誕生のありさまを実際目で見ている生き証人が私。あれは確か小学校高学年から中学校1年くらいだったか。線路の下の柱の間に何やら仕切りがついて、だんだん囲いとなりお店ができたのには驚いた。流川通りの南側が先にできて、続いて北側。北側では流川に面した「ヒラオペット」が一番にできた記憶がある。いまだに続いているからヒラオペットはすごいなあ。

そんな懐かしい特別な場所で、まさかまさか、オニパンがお店を開くとは思ってもみなかった。そして3週に一度の勤務でいつも仲良くお話をさせていただいているのが今日の主役。

洗濯工房さん。そのお店を守って働いている方。名前は…よしときましょう。とてもやさしくて、お話も好きなみっちゃん。実は以前名前をうかがっていながら、先日「まだ名前を聞いてなかったなあ」なんて言ってしまって・・・私の記憶力や関心力の低さに、とても失礼なことをしたと恥じているところですが。

みっちゃんは庄内の出身だそうです。そういえば、庄内には「佐藤」という名字が多いこと。その一族なのでしょう。あっ、つい名前を書いてしまいました。まあたくさんあるのでいいか。特定しようにも、庄内の佐藤さんって言えば2~300人はいるでしょうから。

洗濯工房さんはクリーニングの預かりをしている店で、服を渡せばそれで用は終了。のはずなのに、お客さんがず~といらっしゃる。お店には椅子も置いてあって、そこに腰かけて話している方もいる。長い。とにかく長い。そして時々オニパンにコーヒーの注文にやってくる人もいる。そして、また話す。「クリーニングカフェ」と店名を変えたほうが良いのでは思うくらい。

午前2時間、午後また2時間くらいお話しした男性もいたそうだ。その中身は人生相談的な。すごいなあ。まるでカウンセラーのようだ。そういうとみっちゃんは「そうよ、心の洗濯をしているのよ。」と軽く返してきた。

若くて素敵な女子。お店の看板娘。なんだなあ。

鹿肉

新鮮なシカ肉をいただいた。解体に私も同席。初体験。湯気が立ち上るお肉というものを初めて見ました。触るともちろん温かい。肩ロースとモモ肉。

新鮮ですからおいしいのはあたりまえか。

ロースというのは油がないですねえ。味はマグロのようで、おいしい。柔らかいけど、歯ごたえはありました。少し食べて、後はロースト塩コショウで。

あまり食べる気になりませんでした。寝てから夢に出てくるのではとか思ったりして。夢には出てきませんでしたがその後シカの祟り(たたり)はありました。

胃や腸の具合がおかしいのです。5日過ぎましたが、今一つ。お薬を飲んでいます。

昨日近所の方が教えてくれました。

血抜きした肉でもなく、冷凍をしたわけでもなく、つまりはシカの持っている菌がうようよ生きているものを自分の体に入れたわけで。猟師さんのような慣れた人ならば、免疫力はあるでしょうが、私のようなものは耐えられる抗体もなく・・・

なるほど、理解できました。そういうわけで、体がおかしくなっているのか。その近所の方は「今回のことで抗体ができたから、次は大丈夫でしょう」。

いや、もういいですわ、っていう気分です。

のこぎりで引いたのも初めての体験でした。かわいそうです。猟師さんが引けっていうので引きました…と言い訳しても、興味もあったからだと思います。害獣という位置づけの動物たちは、殺される運命にあるのですね。猟師さんは今回で34頭目と言ってました。

オニパン畑の作物も今年は被害がひどい。せっかく作っても、一晩で消滅。仕方ない現実の前に立ちすくむだけです。

きなこ丸

もっか人気上昇中!静かなブームかもしれません。そのアイテムと言えば、きなこ丸。ちょっと気を引く紙袋。中は覗きにくいので、すっと手に取ってもらえませんが、一度食べた方なら、結構リピートしてくれます。

このきなこ丸は私が長い間試作を繰り返し、やっと完成した逸品。前職の教員時代、給食で大人気の揚げパンにとり付かれました。子どもたちはほぼ全員が大好き。どうしてこんなにおいしいのか。揚げたコッペパンにきなこをまぶす。油ときなこと柔らかなパン生地の味がトリプルにマッチして。

この揚げパンをどうにかして商品化したいと長年思ってきたのです。そして2年ほど前か、たどり着けました。まだ課題はありますが、とりあえずファイナルバージョン。

今日はこのきなこ丸ができるまでを写真で解説。

まず、小さなボールパンをつくります。

このボールパンを200度のこめ油で両面1分ずつ揚げます。

いつも川野さんがやってくれています。なれたもので、パン職人は油の前で待ったりはしません。ピッっタイマーを押すと、ほかの仕事をやります。絶え間なく流れるように作業を続けます。

揚がったボールパンを球状に2枚重ねしたボールに入れきな粉をまぶします。この道具ときなこのまぶし方が私の発明品。これで作業がとても速くなりました。

数秒で出来上がり!

五個入って230円。きなこは「くろすはま」という特上品。濃くておいしい黄な粉です。食べやすいように長ようじも入れてます。ぜひお試しを!