クランベリーチーズ の件

だだ今試作(思索)中。長年(16年)色にこだわってきたクランベリーチーズ。開店当初、何かオニパンらしいオリジナルパンは出来ないかと、生み出したクランベリーチーズ。あこ庵での修行中、白いクラストのパンが焼けるのを知ってすごいなと思った。上火を180~200程度にして、7~8分焼くと表面が白いパンが出来る。その焼き方を使って、オリジナルパンは出来ないか・・・・。クリームチーズと赤いクランベリーを中に入れると、色合いも良いし・・・。そんなことを考えながら生まれた、オリジナル第一号がクランベリーチーズ。お客さんがそれを手に取り、パクッと食べて「おいしい!」と言ってくれたとき、私はパン職人の喜びを深く感じたことを覚えている。

クランベリーチーズと白焼きは、私の中では切っても切り離せない関係だった。

しかし、そのストーリーも終わる。白焼きにこだわらない。おいしい方が優位。白焼きは、別の言い方をすれば、生焼け。パンは、きつね色に焼いてこそ本来の小麦のおいしさが出る(あこ酵母社長の言)。だから、私は、姿よりも中身を考える。もう、やめよう。見た目も大事だが、味を食感をとろう。

これからのクランベリーチーズの姿です。以前より美味しくなりました。

追伸:過日の山行きのInfoで西日本一の高さ「中岳」との表現は間違いとの指摘がありました。ありがとうございます、注意深く読んでいる読者様の存在。四国では石鎚山が1982m、屋久島の宮之浦岳1936m、だそうです。九州(沖縄を除く)で一番と書くべきでした。

オニパンスコーン 再登場

昨日の続き。横山さんが担当するスコーン、いよいよ本格始動です。澤井さんと一緒につくったスコーンは別府店で販売中。毎週一回、横山さんがスコーン作りをすることになりました。

最近、「オーディオブック」というサブスクにはまり、車の移動中に聞きます。むずかしい読み物は、休みの日にノートを取りながら聞いています。最近「最先端の生命科学を私たちは何も知らない」という本を読了しました。内容が濃くて、しっかりメモしながら聞きました。細胞が全てを決めるというテーマで話は進み、本当に驚くような最新科学のことを知りました。細胞にある遺伝子の集合体、ゲノムがあれば、細胞一個で同じ生命体を再現出来る!人には使用しない(倫理道徳上)が、ヤギなどはすでにクローンが作られているわけで。まあ、そういう話から、人間の健康や長寿の話にまで発展していきます。

その本の中で触れている、健康に良い食べ物に関して、ワインがあげられていました。赤ワインが体に良いというのはわりと有名な話ですね。そこで、別府店の帰りにAプライスに寄った際、赤ワインをゲット。そして、「ワインの友」セットに含まれているフーガスが今日売れ残ったのでその試食を兼ねて「一人ワインパーティー」をしました。

フーガスの作り方を最近変えました。塩味としてハーブソルトを付け加えています。それでどのように味が変わるのか試食してみたかったわけです。袋に入っているふにゃふにゃしたフーガスをオーブンで温め、少し冷まして、食します。う~ん、いけますよ!おいしい。ワインに合います。良かった~、フーガス良いじゃあないですか。

ワインはイタリア産を選びました。チケットまで取ってキャンセルされたイタリア旅行。いつか行ければと夢見つつ、飲むワイン。1100円くらいのワインですが、おいしい。美味しいフーガスと、赤ワイン、そして夢見心地の慰安の気分が、長寿につながるかもね~。

オニパン 生スコーン 再登場!

大人気だった生スコーンが帰ってきます。スタッフの澤井さん特製のオニパンスコーンでしたが、しばらく休憩状態。澤井さんの後をついで、横山さんがスコーンを作ることになりました。澤井さんの指導で、以前同様のおいしい生スコーン登場となります。

月曜日の午後、澤井さんが来てくれて、直接指導。サクッと良い感じで焼き上がりました。

本日より売り出しスタートです。今回はプレーン、一個235円となります。

さて、ここからはプライベート記事。先週の「福万山」登山に続き、今週も山行き。中村君と二人で「星生山」(ほっしょうさん)へ。

登山口まで来て、大事なものを忘れていることに気づきました。それは、ストック。高齢者になってから、ストック無しでは登りがきつすぎる。多分頂上制覇は無理でしょう。どうしよう、どうしよう。辺りを見回すと、一本杖になりそうな木がある。よしこれだ!しかしあと一本・・・。中村君が見つけてくれました。これがまた、とても立派な杖代わり。本当にすくわれました。

この登山口から20分程かコンクリートの登りが続きます。へーへーです。さらに登りが続きたどり着くのが第一の目標である「沓掛山」。

牧ノ戸峠が標高1333m。170メートル登ってきたことになります。結構急でしたね。

そしてしばらく緩い登りが続きます。目指す星生山への分かれ道にたどり着き、見上げると・・・

厳しい登り。20分くらい急登を登っていきます。

360度の展望。高さは1762m!いや~結構高いんだ!久住山は1786mだからほぼ一緒くらい。西日本で一番高い中岳で1793m。星生山は立派なお山だ。

迫力の眺望。星生は初めてだった。

中村君にこの下に見えている白に黄色が混じっているものな~んだと質問。「いおうかな?」当たりです。この山、硫黄山と言います。塚原にも硫黄がたくさんある山があります。そう伽藍岳です。と言うことで、来週は伽藍岳にいくことにしました。

それにしても中村君は強い。見直した。私もつられて、足腰が強くなれば良いな。

釜の石床作り

第2工房のオーブンに石床を設置。昨年上段の炉室にピザストーンを敷いた。その後、忙しく、第2工房は休眠状態になった。しかし、この6月頃より活用せねばという気になっている。第2工房のオーブンはワールド精機のガスオーブンだ。試焼してみたが、パンの窯伸びが今ひとつだった。そこで、石床にしてみると、良い感じでパンが焼けた。

下段の炉室にまだ石床を設置してなかったので、昨日客のいぬまに作業。ネットで購入したピザストーンを炉室内の床に合せて、グラインダーで切っていった。そして設置。

これで良し!準備万端だ。

さて、昨日のクランベリーチーズを改良。試作version3。口溶け感向上のため、工夫してみた。出来上がりの画像を公開しますね。

食べてみた。まあまあだ!昨日よりはるかにうまい。生地が柔らかい。今回は生地にアーモンドプードルも練り込んだ。

90%の出来か。あとは味についての考察が・・・・。

客のいぬまに

「オニのいぬまに」とは違って、「お客様が少ないので」、思い切って急を要す件にとりかかりました。15日(金)に届いた安納芋の苗100本を、突貫植え付け!

以前耕しておいたオニパン畑に強力耕運機TRS6000を使って畝立てをし、マルチを張り、苗を植えました。

本来2日かけて行うような農作業。それをなんと3時間半で決行!我ながら驚く。

しかし畝立ても結構ハードな作業だったし、マルチ張りや苗の植え付け作業も腰への負担が大きかった。おかげで、現在、腰痛状態。

でも、それ以上に、安堵と期待感でハートは充実状態。雑草取りもしっかりやって今年はいい芋に育てるぞ~!!

さて、昨日の続き。クランベリーチーズの試作version2。

昨日のは焼きが弱く口溶け感が今ひとつ。今日のは成形もさらに一手間かけて、焼きも強め。しかし、完成度は70点か。あ~まだまだだな~。