オニパン別府店のお向かいさん

別府店が南高架に移転して丸2年が過ぎました。以前の北高架商店街の時もそうでしたが、各店舗の方々、本当にいい人たちで。南高架駅市場には、私マスターは3週に一度行っています。駅市場のお客様との触れ合いやパンの販売状況、雰囲気など私も知っておかねばと。

別府駅市場は、線路下(高架)商店街としては、日本で一番古いとか言われています。できて50年以上経っているとのこと。実はその誕生のありさまを実際目で見ている生き証人が私。あれは確か小学校高学年から中学校1年くらいだったか。線路の下の柱の間に何やら仕切りがついて、だんだん囲いとなりお店ができたのには驚いた。流川通りの南側が先にできて、続いて北側。北側では流川に面した「ヒラオペット」が一番にできた記憶がある。いまだに続いているからヒラオペットはすごいなあ。

そんな懐かしい特別な場所で、まさかまさか、オニパンがお店を開くとは思ってもみなかった。そして3週に一度の勤務でいつも仲良くお話をさせていただいているのが今日の主役。

洗濯工房さん。そのお店を守って働いている方。名前は…よしときましょう。とてもやさしくて、お話も好きなみっちゃん。実は以前名前をうかがっていながら、先日「まだ名前を聞いてなかったなあ」なんて言ってしまって・・・私の記憶力や関心力の低さに、とても失礼なことをしたと恥じているところですが。

みっちゃんは庄内の出身だそうです。そういえば、庄内には「佐藤」という名字が多いこと。その一族なのでしょう。あっ、つい名前を書いてしまいました。まあたくさんあるのでいいか。特定しようにも、庄内の佐藤さんって言えば2~300人はいるでしょうから。

洗濯工房さんはクリーニングの預かりをしている店で、服を渡せばそれで用は終了。のはずなのに、お客さんがず~といらっしゃる。お店には椅子も置いてあって、そこに腰かけて話している方もいる。長い。とにかく長い。そして時々オニパンにコーヒーの注文にやってくる人もいる。そして、また話す。「クリーニングカフェ」と店名を変えたほうが良いのでは思うくらい。

午前2時間、午後また2時間くらいお話しした男性もいたそうだ。その中身は人生相談的な。すごいなあ。まるでカウンセラーのようだ。そういうとみっちゃんは「そうよ、心の洗濯をしているのよ。」と軽く返してきた。

若くて素敵な女子。お店の看板娘。なんだなあ。