晴れ 今日は敬老の日ですね。65歳以上が対象かな。そうなると、私はまだ若いですね。さて、大分では大変な豪雨で、被害もでたようです。由布市はさほど被害もなく、オニパンは昨日に引き続き営業です。昨日は台風にもかかわらず、4件のお客様。ありがとうございます。

DSCN5114[1] 愛車セローに替わって、オニパンの通販・卸業務に携わる最強バイクが納車されました。その名は、「スーパーカブ110プロ」。きれいなセローがオークションで落札され、その資金で購入されたオーナーの財布にやさしいカブです。

DSCN5117[1] DSCN5118[1] かわいい風防もつけました。前かごとリアキャリアはとても便利だし、これがなければ意味がない。たまたま購入することになったお店の名前は鉄輪の「単車屋」さん。これがまた、不思議なご縁というか・・・。社長の息子が実はオニパンで4年前に修業した子でした。物忘れのひどい私は、社長に息子がお世話になったことがあると言われてもピンときてなかった!お恥ずかしい。そのうち思いだし・・・・。そして、さらに驚いたことは、その息子さん初心を忘れず、その後も勉強し、来年パン屋カフェを単車屋さんと併設で開店するとのこと。お店の厨房も見せてもらいましたが、設備がしっかり揃っていて驚きました。カブ納車の日にちゃんと自分で焼いたパンもお土産に持ってきてくれて。

DSCN5121[1] 大きなクルミパンでした。ふわっとして、甘くて。コンベクションオーブンで焼いたのですが、こんな風に焼けるのだと・・・勉強になりました。うちのコンベクションオーブンは性能が悪くて、大きく膨れないのに。

雨 台風 土砂災害警戒情報が出されました。別府市由布市の一部地域。気を付けてください。さて、朝からパンを少し焼いています。友人の俳句を拝聴しました。夏井先生の出演するNHKの俳句番組。感性豊かな俳句が9首。ラストに紹介されていました。そんな感じで、のんびりとやっている今日です。

DSCN5139[1] 「塚原のユメ」ハッピーファームで育ったパン小麦で食パンを焼きました。驚くほどの窯伸び。私が出会った国産小麦の中で、最も強い。「ゆめちから」よりも超強力です。

粉の色は薄茶色。生地の食感は少し粗い。軽くてザクッっとしてるかな。甘くて旨い。ハード系の小麦の旨みを引き出すような食パンになりました。もっちり、繊細な感じを好む方、ハード系のザクッっとカリッとを好む方、嗜好が分かれますが、「塚原のユメ」は、後者。新感覚の食パンといえるかも。

この小麦の良さ、個性をぜひ知っていただこうと、今、商品準備中です。パンが焼ける人を対象として。

雨 台風到来。遠くから通勤してくるスタッフさんたち(清家さん、川野さん)のこともあり、明日(日曜日)は、別府店はお休みとします。塚原本店は、一応営業します。私とママは、自宅がお隣なので。少しだけパンをつくってお待ちしています。多分誰も来ないでしょうが(笑)。

DSCN5120[1] すごいお酒が2本。左は、以前紹介した京都佐々木酒造の聚楽第。冷酒で飲んでいます。こんなにおいしい酒は出会ったことがありません。佐々木酒造の息子は、あの「ひよっこ」出演の佐々木蔵之介さん。「ひよっこ」は、私の中で「とと姉」を超えました。素晴らしい脚本。ヒーローもの、成功ものではなく、庶民のたくましく人間らしい生きざまを描いて感動とさわやかさで胸に響きます。話がコロコロと変わっております。右は「蓬莱」というお酒。まだ飲んでません。ありがたくいただきます。

曇り 今週は、荒れ模様の天候ですね。フルーツデニッシュは、現在、庄内の梨「幸水」のワイン煮を乗せています。ママがパイ生地をもっとどうにかしてと注文するので、ダマンドを入れて焼くことにしました。これで、もっと生地がしっかりし、味もよくなると思います。

DSCN5138[1] 中心部の丸く焦げたようなところは、ダマンドです。今まではカスタードクリームを乗せて焼いていました。カスタードだと、下に沈んでいく感じです。ダマンドはクッキーのようにサクサクとして、膨れてきます。この上に梨を乗せると、今までより歯ごたえのある食感となるでしょう。

曇り 天気は下降気味ですが、私の心は快晴です。ビッグニュースです!自家製小麦「塚原のユメ」を使った食パンが生まれました!

DSCN5137[1] なんていうんでしょうか、夢が現実になったのに、このリアルな食パンは、とてもレベルが高そうです。夢っていっても、どの段階の夢なのかがあって、自分で小麦をつくれたという段階でも夢が実現といえます。私の場合は、その小麦でパンがつくれる小麦粉が出来ればすごいなあと思って、小麦作りをしてきました。

昨日、パン生地を仕込む時、異変を感じました。悪い意味ではなく。いつも国産小麦(銀河のちから、ミナミノカオリ半々)でミキシングをし、終了するまでのタイムや出来上がった生地の状態と自家製「塚原のユメ」の生地の状態が明らかに違っていたからです。

DSCN5104[1] DSCN5108[1]

タイムは短くなり、それでいて写真のようにしっかりとグルテンが形成された生地となっていました。岩手から取り寄せた超強力小麦「銀河のちから」よりも塚原のユメのほうがグルテン形成がすごいのです。そして焼きあがった食パンは・・・・。

DSCN5133[1] DSCN5135[1] いつもの国産小麦食パンよりも焼き色は良く、窯伸びもしっかりしてボリュームもある。

私の夢を超えた段階の現実に、ちょっと戸惑っている感じです。味もきっといいでしょう。小麦は収穫量の50%に届かない歩留りなので、あまりできていません。

かかった費用、労力は大変でした。今後、この粉をどう活用していくか考えてみます。とりあえず、お世話になっている方々へはご報告までに味見程度ですがおすそ分けします。