別府駅市場の会議参加のために

オニパンのマスターは忙しい。あるときはパン職人(いつもだが)あるときは農民、あるときは土木職員。そしてあるときは地域の役員、移動販売の運転から販売員・・・書けば切りがないくらいいろいろとやっている。まあ自営ってそんなものなのだろうが。昨日は別府駅市場の会議に参加。別府駅市場は歴史が50年になる日本で一番古い高架下商店街。移動販売を終えて塚原に戻り、バーガー屋さんや他のお客様の配達を終えてまた別府に行くのはどう考えても時間と体力のロス。ママに卸をしてもらって、私は会議参加を逆手にとって、普段出来ないことをしようと目論む。

高校の同級生が営む「大仏温泉」に夕方予約。ここのメタケイ酸の多い柔らかな温泉で疲れを癒やすことに。

風呂上がりのワンカット。最高でした湯加減。おまけに67度の温泉で1時間ほど熱した「温泉卵」もお土産にいただいた。ありがとう山村さん。

その後1時間ほど移動販売車で昼寝を試みる。

すごいね、Nバン。フラットなスペースが寝袋一枚分取れた。ここは別府駅市場駐車場。会議の18時半まで寝るぞ~!これも初めての企み。

休息を取る午睡を夢見て横になったが・・・・。結構騒々しい。電車の通過音、うるさいなあ。出入りの車の音。移動販売車に近づいてくる不審な靴音。「あら~オニパンの車だわ」・・・もう音だらけ。だめだわこりゃ。

昨日に続いてurepi~2

昨日のInfoは、ユンボの劇的再生がテーマだった。それに続きまたもやウレピ~!!ことが。突然降ってわいたかのように、牛糞が我が家に届いた。うんこはウンコでも牛のくそ。それはありがたいウンコだ。

毎年、牛糞を巡っていろいろと苦労が絶えない。一昨年は山香まで2トントラックをリースして牛糞をもらいに行った。ほぼ例年は重実牧場で牛糞を買い付ける。3回ほど軽トラに積んでオニパン畑まで運んでいる。軽トラがその重みでよたよたと走るのは情けない情景。

牛糞をプレゼントしてくれたのはこの方。

塚原在住のオーストラリア人、アスキューさん。ベジタリアンで、自分で広い畑を持っている。いつも忙しく農業をしているほか、出来た野菜や卵などを塚原のいろんな人に分けてくれる。ボランティアの鏡みたいな方。本職は農業ではなくAPUの大学教授。長靴で大学に来るという有名な先生。

「日浦さん、牛糞いらんかい。」「ほし~!」と言ったら3トントラックでやってきた。

やることがでかい。しかもタダで。向かうはオニパン畑。

毎年の苦労が一瞬で解消。迫力あるよなこのトラック。一気に牛糞を排出。

大量の牛糞だ。軽トラ5~6杯分はあるだろう。湯気が立ち上る。結構上等な牛糞。昨日に続いてurepi~!!

urepi~

雨のしとしと降る二日間の休日。畑仕事や土木工事もお休みで、久しぶりに体を休めました。次々と降りかかる難題課題にタチウチして、頭と心の安まる日がなかった近頃。でもね、それがうまく解決していくから人生捨てたもんじゃない。まあ、たまたまかもしれないが、私の場合うまくいってると感じることが多い。というのは・・・・

この間一番の悩ましい問題だったこと・・・それはユンボの故障。人から借りた大切な重機。どうして直したら良いのか、どこにお世話になればいいのか。会社や人やいろいろと相談を持ちかけたがうまく進展しない。お金をかければ全ては進むのだが、それはいやだ。

最終的にたどり着いたのは牧場の人からのアドバイス。そうか、牧場では普通に重機を使っていて、当然メンテは会社に頼んでいる。その会社に相談すればいいのか。大分の「小松フォークリフト株」にお願いすると・・・。

その素早さに驚いた。電話の翌日に現地までやってきてくれた。そして点検。

私も初めてのことなので、立ち会って見学した。

本体カバーを外す。へえ~コンな風になっているのか。正面真ん中にある丸いグラスのカバー。

真ん中あたりに液の跡形がついている。しかし、そこには現在液体は見えない。一目瞭然、オイルが足りないことが分かった。作業オイルといって、油圧で機械を動かすための液体がほとんどないのだ。これでは動くはずがない。だとすると、どこかからオイルが漏れたのだ。調べてみると・・・・2カ所、ネジが緩んでいて、そこからオイルが漏れ出していた。

ナットを締めて、作業オイルを満タンに。するとどうだろう、以前のパワーが復活!!!

工場まで移送することもなく、その場で解決出来たことで、費用もそんなにかからず、しかもすぐに作業が出来る状態になった。この間2週間ほどず~っと頭を抱え込んでいたこの難題が解決!!!嬉しすぎる。

どうすることも出来ずに困り果てている人にとって、それを解決出来る人が現れるとき、どんなにかうれしいことだろう。小松フォークリフトの方、天使に見えました(男でもいるのかな)。

サンド系充実!

パン屋としてのInfoらしからぬ投稿が続いています。今日はサンド系(ドッグ含め)の紹介をいたします。惣菜系のパンがあまりなかったオニパン。それは4~5年前まで。3年くらい前からだろうか、玄米生地の惣菜パンの「鶏ごぼう」と「オニオンツナ」の販売を始めました。しかしこの商品、力を入れて作るものの売れ行きが芳しくない。悩みつつもここ最近まで作り続けてきました。コッペパンがはやりだして、オニパンでも「卵コッペ」を売り出しました。この商品も売れ行きは今ひとつ。

具材は丁寧に作り、それそのものはおいしいのですが、玄米生地に乗せると今ひとつのお味になります。見た目も地味で購買欲を刺激しません。どうしよう~??とアセル日々が続きました。

具材づくりはレシピも完成し手際も良く大量につくれるスタッフもいるわけで、しかし売れなければ意味ないしね~。そこで、玄米生地はやめておいしい食パン生地でサンドに変えてみてはどうかと。サンドとなるとサンド作りのスタッフが必要となる。清家・川野・マスターは、手一杯。そこで、ママの登場。ママが中心になってサンド作りをスタートさせました。

中に挟む具材は今までの惣菜パンのものをアレンジしてスタッフの澤井さんがガンガン作ってくれます。サンドの卵もすでにノウハウは卵コッペで出来ています。現在はニュースタッフのマサ君が卵を作り、ママの補助をしながらサンドをやってくれています。

この写真は野菜に卵を乗せているところ。サンドの種類は3種類。

上から「ツナ」「鶏ごぼう」「豚野菜きんぴら風」。それに卵をくわえます。

3種の具材と卵の組み合わせです。

これは左が「豚野菜きんぴら風・卵」サンド、右が「ツナ・卵」サンド。こういう形で一つ260円(税込み)で販売。サンドにしてはお値段もリーズナブル。食べるとうまいと評判です。

さらに波になるママは手作りハンバーグをスタートさせました。これで「手作りハンバーグバーガー」を販売。併せて「ツナドッグ」も販売。さらに以前より人気の「ベーコンサンド」(厚切りの自家製ベーコン・野菜入り)とベーコンポテトフランス(これも大人気)も作っています。

だから合計7種類のサンド系惣菜パンとなりました。全部合わせると毎日50以上のサンド系惣菜パンを作り、それがほぼ完売という人気ぶり。オニパンがそのうちサンドの店として紹介されるかもしれません(冗談抜きに)。是非お試しください。サンドの食パン生地とベーコンポテトフランスのフランスパン生地は相当おいしいですよ。

休日の過ごし方2

木曜日のInfoは「休日の過ごし方」でした。もう一つご報告を。ちょっと自慢げに、知っていただきたい作品を。日曜大工しましたので。それは、農具小屋。

以前こんな写真を載せました。これは作り始めの状況。小型の耕運機など野ざらしで使い物にならなくなっていて、なんとかしなくてはと思いながら、日々の忙しさに流され流され何年も。小屋を作ると言っても元がないとしっかりしたものが作れない。時間がかかるしなあ~。

そこでいい考えがヒット。畑の外にあった休憩場所を畑の柵内に取り込み、使われていない休憩所を農具倉庫に変身させればいいのでは。これはしっかりしているし。基礎はコンクリで固めているし。先週の休日の二日目、丸一日かけて作りました。どうじゃ~!

酷いと言わないで!とてもしっかりしているのだから。雨風が入りません。それだけでなく、屋根を利用して貯水設備もつけました。

雨が降ると裏のタンクに水がたまります。

おっと~その横にトラクターのガレージも作りかけなのだ~!

頑張りました。これで、自家製の作物や小麦づくりもやりやすくなりました。