雨が続きますね。雨にも負けないオニパン

雨ニモマケズ風ニモマケズ、オニパンの一週間スタートです。暑くなってきたので、夏の定番「アイスパン」をスタートさせます。来週より。

そして、アイスパンの仲間入りが出てきました。それは、抹茶クリームホイップ。

冷凍したこの抹茶クリームを少し解凍して食べるとグッドなのです。これから棚には並びませんが、注文すると冷凍庫からだしてきますね。よろしくお願いします。

さて、このお休みは、デッキ作りを進めました。簡単なところなので、上田社長に頼らず自力で。

何をしたって?一つは床の下、前面に「幕板」をつけました。いいかんじです。そして、使い古しですが階段を補強して設置。左側の床をそろえて切りました。これからデッキ上に屋根を作ります。その設計図を考えました。多分出来るでしょう。来週から屋根作りです。

テストベイクⅢ 

昨日のオーブンの件、本日もテスト継続しました。フランスパンと食パン。

温度設定と出力調整の若干変更。生地の発酵具合は昨日よりも良い感じ。ドキドキとワクワクの入り交じった感情を抱きながら、スリップピールをオーブンの中へ。上に乗ったバゲットがすっと炉床に置かれる。

それからの15分で勝負が決まる。きれいなガラス窓を通して釜内のバゲットの様子が浮かび上がる。オオ~、クープが開いてきたぞ~!腰の持ち上がりもなかなかだ~!上火228度(出力8)下火224度(出力7)。

そのまま25分焼成。焼き色がついてきたので、いったん取り出して焼減率を確かめる。278㌘。焼減率80%を切った!もう終了だ。

若干釜伸びが弱い気がする。クープはきれいだ。第一工房(現オニパン)の釜とここの釜の大きな違いの一つに炉床のつくりがある。第一工房のオーブンは石床。石床は蓄熱製もよく釜伸びもしやすい。だから、他の機能は上でも、床で差がつくのではと考えている。やっぱ石焼き芋はうまいもんなあ、ほかほかで柔らかくて。そして、第一工房の焼きあがったバゲットと比べてみる。

左端が第二工房。右のバゲットは第一工房。私が思ったほど、釜伸びの違いはなかった。右はマサ君に頼んで焼いてもらった。同じ時間帯に私は第二工房で。

夢見た明日はほぼ期待通りの今日となった(昨日のInfoを見てね)!

そしてもう一つのテストベイクも実行。それは食パン。以前のドイツ釜の場合、全く食パンがうまく焼けず(釜伸びが酷く悪く)手放す原因ともなった。ワールド精機のガスオーブンは、果たしてちゃんと焼けるのか。焼けるはずだが・・・。もしあのドイツ釜と同じようであれば、オニパンの未来も・・・・・。

7本の食パンケースが入る。上下の火とも出力8。上火194度下火228度で38分焼成。結果を見るともう少しか。上火を230度にしてさらに5分追加。結果・・・・

おお~!!!お見事だあ~!!!

第一工房の釜よりもきれいに焼き上がっている。さすが新しい釜だけある。扉の隙間もないし、庫内の温度もばらつきがないからなあ。とにかく一安心。オニパンの未来は明るそう(単純すぎるか)。

夢見た明日は、ただの今日になるだけ

敬愛する浜田省吾さんの言葉。でも明日があるから、人は希望が持てる。そしてただの今日をしっかり見つめて、明日へつなげることがとても大切では。現実は厳しい。といっていただけでは、夢見た明日はいつまでもやってこない。

夢見た「ワールド精機のガスオーブン」も、そこまですごいモノはなかった・・・ような。2回目のテストベイク。

一回目のテストベイクの結果を見ての設定。このパネルにある出力は、今まで使ってきたオーブンにはない機能。温度設定だけでなく火のパワーも帰ることが出来る。お料理の弱火とか強火みたいな感じか。昨日は出力8(最高)で焼いて少し焦げたので今日は7で。

焼き色がつきにくく、伸ばし伸ばし焼く。焼きすぎてクラム(内層)が固くなっては困るので、途中で重さを量り、焼減率80%まで焼くことに。こういうときに焼減率というのは役に立つなあと実感する。(専門的ですが、パンをやっている方には参考まで)

この焼き上がりの結果を見て、少々がっかり。膨らみが悪い。クープも今ひとつ。ダメか・・・ガスオーブン😭。

と思って、第一工房へ戻ると・・・。第一工房(元々あるオニパンの工房)で焼いたバゲットは・・・・。

今ひとつ。それほどきれいなクープになっていない。まだまだ、ダメオーブンとは決めつけられない。そして少しはダメでも、使い方次第でもっとうまく焼ける!本日のバゲットは、少し発酵がオーバーだったからこうなった。

夢見た明日はただの今日になるだけ。しかしただでは済まさないぞ!

メンテ休業を明けて

定時の休業を含めて4日間のメンテナンス休業、誠にご迷惑をお掛けいたしました。お休みの間に、第2工房へ、新規のオーブンも搬入。昨日は人が入り乱れての作業でした。憧れのオーブンが設置され、これからテストベイキング実施です。オーブンの写真だけ載せときます。

 ワールド精機製。希少なプロパン瓦斯オーブン。

さて、このお休みには以前からの懸案だったオープンデッキ作りがグッと前進しました。

上田社長と買い出しに行った木材に塗料を塗り下準備をしていました。そして水・木で一気にデッキ作り。

私の作ったなんちゃって基礎に根太板をのせます。しかし、これが、なかなかくせ者で、ぴったり合わない。そこは社長の腕の見せ所。微妙に合わせながら仕事を進めていきました。

補助的な根太の作り方が面白く・・・。調整できるような作法で。時間がないのでハショリマス。

水曜日は大変な暑さ!社長は先週、コロナで寝込んでいたとのこと。私は社長の体が心配でしたが、どんどん進めていって・・・翌日木曜日には・・・ジャ~ン!!

取り合えず舞台(私の発想ではこれは舞台なのです)が完成しました。

あとはこの上に屋根をつけます。雨の日でもカフェが出来るように。舞台も濡れないので、材が長持ちするだろうし。

オニパンに新しいセットメニューが!!

オニパンにはおすすめのセットメニューがあります。一つは「ワインの友セット」。これはワインに合うアイテムを選んで作ったセット。パンばかりではなく、自家製ベーコンやスモークチーズも入っているという異色のパンセット。そして、以前はありましたが、廃盤となった「スペシャルセット」。これは、今になれば、決してスペシャルとは言えない(最近は素敵なメニューが続々なのでね)物になったので、取りやめと言うことに。そこで、それに変わる新しいセットを思案検討してきました。オニパンを代表する安定したメニューをセットにして・・・その名も「オニパンの推しパンセット」と命名。我がオニパンが誇るデザイナー清家さんに絵を作成してもらいました。

オニパン通なら、なあるほどと思っていただけるセットメニューでは。玄米フルートには「特製オイル」がついています。

「オニパンの中でおすすめは?」と聞かれるとき、以前は「あなたはどういうパンがお好きですか?」と聞き直し、甘系やハード系からアイテムをおすすめしていましたが、最近は「食パンですね。」とシンプルに答えています。主食の食パンを基本に、ハード系や菓子パンのおすすめを考えたい。「食パンのオニパンカフェ」が、広がって行くことを願っています。

「推しパンセット」の絵柄、見ただけで中身が把握できます。そしてこれが、開店から16年を経た現在の、オニパン到達点の「推し」です。

この推しパンセットを友人への贈り物、何かのお祝いなどに使っていただければと思っています。冷凍出来る商品でもありますので、遠くに送っても、美味しい状態で食べられます。

よろしくおねがいいたします。

PS. 明日より7月4日まではメンテナスのための休業です。