テストベイクⅢ 

昨日のオーブンの件、本日もテスト継続しました。フランスパンと食パン。

温度設定と出力調整の若干変更。生地の発酵具合は昨日よりも良い感じ。ドキドキとワクワクの入り交じった感情を抱きながら、スリップピールをオーブンの中へ。上に乗ったバゲットがすっと炉床に置かれる。

それからの15分で勝負が決まる。きれいなガラス窓を通して釜内のバゲットの様子が浮かび上がる。オオ~、クープが開いてきたぞ~!腰の持ち上がりもなかなかだ~!上火228度(出力8)下火224度(出力7)。

そのまま25分焼成。焼き色がついてきたので、いったん取り出して焼減率を確かめる。278㌘。焼減率80%を切った!もう終了だ。

若干釜伸びが弱い気がする。クープはきれいだ。第一工房(現オニパン)の釜とここの釜の大きな違いの一つに炉床のつくりがある。第一工房のオーブンは石床。石床は蓄熱製もよく釜伸びもしやすい。だから、他の機能は上でも、床で差がつくのではと考えている。やっぱ石焼き芋はうまいもんなあ、ほかほかで柔らかくて。そして、第一工房の焼きあがったバゲットと比べてみる。

左端が第二工房。右のバゲットは第一工房。私が思ったほど、釜伸びの違いはなかった。右はマサ君に頼んで焼いてもらった。同じ時間帯に私は第二工房で。

夢見た明日はほぼ期待通りの今日となった(昨日のInfoを見てね)!

そしてもう一つのテストベイクも実行。それは食パン。以前のドイツ釜の場合、全く食パンがうまく焼けず(釜伸びが酷く悪く)手放す原因ともなった。ワールド精機のガスオーブンは、果たしてちゃんと焼けるのか。焼けるはずだが・・・。もしあのドイツ釜と同じようであれば、オニパンの未来も・・・・・。

7本の食パンケースが入る。上下の火とも出力8。上火194度下火228度で38分焼成。結果を見るともう少しか。上火を230度にしてさらに5分追加。結果・・・・

おお~!!!お見事だあ~!!!

第一工房の釜よりもきれいに焼き上がっている。さすが新しい釜だけある。扉の隙間もないし、庫内の温度もばらつきがないからなあ。とにかく一安心。オニパンの未来は明るそう(単純すぎるか)。