むっちゃんの個展(作品販売)へ

ママにお誕生日にはむっちゃん(塚原在住のアーティスト・陶芸家)のコーヒーカップを買ってあげると言われていた。それで、現在開催されている別府駅北高架商店街の方へ移動販売終了後に駆けつける。

むっちゃんはとにかく明るい。そしてとにかく活動的。そしてとても親切。人のために、世のためにと社会活動家としてもなかなかの方。最近はモンスター作家として売り出し中。東京でのモンスター展に度々作品を展示。一年ほど前にはニューヨークにも作品が。世界を股にかけるアーティスト。そしてオニパンにも度々現れる。まあお友達だから。

少し紹介しましょう。

よう説明しきらん(大分弁)。でかい作品を作る。むっちゃんの説明を聞くとふか~い意味がそれぞれの作品にある。ようわからんとこがある。

そしてお目当てのコーヒーカップ。

このあたりの作品はまあふつうに素敵。一番手前のカップが気に入った。このカップなどもよくよく見ていくと、モンスターだったりもする。私の購入したカップの後ろにあるカップなどは、一面に(底にも)人面がびっしり。

このあたりは販売されているものです。明日30日(日)まで開催しています。興味のあるお方は北高架商店街へどうぞ。

本日のバゲット、新スタッフ・マサ君が

作りました!彼は長年大企業で働いてきたバリバリの転向組です。パンへの思いが捨てきれず、一念発起パン職人の道を選びました。ええ、その年で~(年齢は明らかにしませんがそんなに年じゃないよ)と普通は思われるかも。しかし、私から見れば、十分若い。私なんか50代からパン職人ですからね。

バゲットはとてもむずかしいと思います。フランスパンはほんとむずかしい。発酵から含めて非常に繊細なパンです。オニパンではフランスは私の担当みたいな感じで、今までずっと一人でやってきました。決して私の牙城みたいな気持ちでやってたわけではなくて、ただ清家さんはデニッシュ、川野さんはその他諸々のパン作りで忙しく、だから私がフランスみたいな感じ。

マサ君にはオニパンで働き出したはじめからバゲットづくりを体験してもらっています。普通の新米パン職人からすればチョー贅沢な話。フランスパンはなかなか触らせてもらえませんから。パン教室でいえば、毎週バゲットを一年以上作ってきた感じですか。当然うまくなるはずです。

このバゲット、成形だけでなくクープ入れやスリップピールを使っての窯入れもマサ君が。私は全くやっていません。彼一人で仕上げました。独り立ちですね。クープに彼の性格が表れています。ていねいです。

このように毎回うまくいくとは限りません。基本は発酵です。1次発酵がうまくいけば、その後の手立てはほぼなんとかなります。それをマスターするのはまだまだ先の話。マサ君がんばってくださいね。わたしもまだまだ修行中。

体が足りない休日

知人からは「年やから無理したらだめやで」とか「ちょっとゆっくりせんとね」とか、「働き過ぎやで」とか「そんなに稼いでどうするん」とか・・・言われる。最後の一言は全く根拠のない発言だが。

温かい忠告だと受け止めるが、自分だって好きでこんな状況をやっているわけではない。もっとゆっくりしたい。もっと寝たい。もっと運動したい。いろいろとやりたいことはある。

そんなことを言っておいて、さて、今回の休日、実に忙しかった。

二日にわたって小麦畑の肥料散布。今年とれた小麦で作った食パンを休日の朝食べている。とてもおいしい。だから、小麦の世話に力が入るわけだ。

硫安10キロ散布の予定だった。しかし、コメリに硫安がなく、窒素量2倍の尿素を購入。5キロ散布したが少し足りず、翌日昨年の残りの尿素を追加で散布。ちょっと一安心。

前回デニッシュペストリーの国産生地化、これで完成!みたいなことを書いていたが、まただめだった。12月からどれだけ失敗を繰り返してるのか。それで、日本パン技術研究所の原田先生へ電話する。この先生には、困ったときにいろいろと世話になっている。オニ酵母の製造過程でも大きなアドバイスをいただいたことがある。先生曰く「ブレンドする場合、含有タンパク量を計算して粉を選別する必要あり。デニッシュは強力粉と薄力粉を混ぜるものだという古い観念にとらわれてはだめ。」と鋭くアドバイスされる。な~るほどだ~!

とらわれていた!薄力粉を混ぜないといけないという固定観念。よって新たに再々再々再々スタートを切る。

さて、お客様に約束していた「干し柿パン」の期限が切れそう。新年の早いうちに完成させねば。ただ、そのお客様はそのことを憶えているのだろうか。一向に現れない。スタッフのマサ君が完成させたクリームチーズを入れた全く新しい発想で「干し柿パン」を作るぞ~。休日の朝ヒラメイタので報告しておきます。再来週くらいに「新作発表」いたしますよ。

休日何が忙しかったと言えば、市役所でいろいろと相談事を。

市役所っていろいろと相談にのってくれるんですね。農政課、農業再生委員会、農業委員会と3カ所回った。それぞれに親切な対応。大変ありがたかった。あっそういえば今日はその由布市庁舎への移動販売がある。また新たな気持ちで販売できそう。

そして、法務局へも。ここでも高齢の職員さん(おじいさんに見えたが、ここで働いているということは、私より若いんだろう)に親切に教えていただいた。

本当に忙しい休日だった。しかし、世界は広がったなあ。いかに自分の世界が狭いのか垣間見えた休日。

生地について

パンのおいしさを決める要素。っていうのは何だろう。誰もが考えることは「うまみ」「味」。私もそう思ってきた。しかし、10数年前(パン屋を始める前)に通った日本パン技術研究所での講義の中でこんなことが言われていた。

「パンのおいしさを決める要素として味や食感がある。味でおいしいと思う人は2割。食感でおいしいと思う人は8割。」

え~!!!

これは衝撃的だった。はたしてこの数字は正しいのかどうかわからないが、しかし一定の真理がありそう。私はパンを作るとき「食感」を常に考える。当日食べるとおいしいのに、翌日はパサパサで全く別物に変身するパンがある。オニパンは全く食品添加物を入れない。あっさり、シンプル。粉と塩と酵母と水だけのパンもある。だから、そんなパンは日持ちしない。

また小麦のグルテン量や質によって、ふわっとふくれたり、ずしっと重かったりもする。パン屋をするまではこの小麦の違いがあまりわかっていなかった。しかし、最近はほとほとこの小麦の違いに喜んだり泣かされたりしている。

新年度より取り入れている「湯種生地」は、生地の食感にあたらしいステージをもたらしてくれた。カレーパン、クリームパン、桜あんパン、ドライトマトパンに使っている。最新作のドライトマトパンは湯種生地に変えてまったく別物になった(以前は今ひとつ)。これはおいしい!私は感動している。

そして、小麦の組み合わせで苦労しているのがデニッシュ。全て国産小麦のパンにするというテーマで一番やっかいだったのがデニッシュ。今まで使ってきた外麦がとても優れていて、それに匹敵する国産小麦が見当たらない。昨年何度も何度も試作を繰り返し、失敗続き。しかし、たぶん、きっと、今日の試作で完成するのではと思っている。最近のInfoでうまくいったみたいなことを書いたが、そうでもなかった。まだ試作は続いている。これも、生地の膨らみ方による「食感」の問題。そして味もあるが。

小麦によって、微妙なうまみの違いがある。たとえ大きく膨れてくれたとしても、食感がよくても、味に満足できない場合もある。デニッシュはクロワッサンを食べるとよくわかる。今日の試作は3種類の国産小麦のブレンド。昼からその生地で清家さんがクロワッサンを作ってくれる。

神様~たのんま~~すぅ~~!!

音楽のある生活

最近スポティファイという音楽供給ネットサービス(こんな言い方あるのかな)に加入した。スポティファイは以前より無料で聴いていたのだが、有料でプレミアムプランにグレードアップ。プレミアムで聴いていたところママがうらやましがり「私もそれで聴きたい」と言い出した。プレミアムプランだと広告無しで自由にいろんな曲やアーティストが選択できる。そしてそれらの曲を保存できてネットにつながなくてもいつでも聴くことが出来るようになる。つまり、CDをいくらでも購入できるようなものだ。

さらにスポティファイの便利なところは、例えばジャズを聴く場合でも「女性シンガー」別、ソフトなジャズ、~年代のジャズ、明るいジャズ、ボーカルのジャズ、ナットキングコールという人のジャズ、・・・・などと選択選別が出来るからすごい!

私はこの間女性シンガーのジャズボーカルを聞き比べ、それぞれの歌い方の違いや個性、魅力度などずいぶんわかってきてた。こんなことが出来るのはスポティファイだから。いちいちCDを購入して聞き比べるなんてできない。

今まで聴くことが出来なかった浜田省吾さんのいろ~んな楽曲を移動販売車の中でどれだけ聴くことが出来るか。ほんとうに贅沢すぎる至福のひととき。

休みの朝はほぼクラシックで始まる。最近はブラームス。そして夜は静かめなアコースティックなロックミュージック。今日この頃、我が家では音楽に満ちあふれた暮らしとなっている。

さて、明日は初めての移動販売場所、明治安田生命さんだ。がんばろう。