体が足りない休日

知人からは「年やから無理したらだめやで」とか「ちょっとゆっくりせんとね」とか、「働き過ぎやで」とか「そんなに稼いでどうするん」とか・・・言われる。最後の一言は全く根拠のない発言だが。

温かい忠告だと受け止めるが、自分だって好きでこんな状況をやっているわけではない。もっとゆっくりしたい。もっと寝たい。もっと運動したい。いろいろとやりたいことはある。

そんなことを言っておいて、さて、今回の休日、実に忙しかった。

二日にわたって小麦畑の肥料散布。今年とれた小麦で作った食パンを休日の朝食べている。とてもおいしい。だから、小麦の世話に力が入るわけだ。

硫安10キロ散布の予定だった。しかし、コメリに硫安がなく、窒素量2倍の尿素を購入。5キロ散布したが少し足りず、翌日昨年の残りの尿素を追加で散布。ちょっと一安心。

前回デニッシュペストリーの国産生地化、これで完成!みたいなことを書いていたが、まただめだった。12月からどれだけ失敗を繰り返してるのか。それで、日本パン技術研究所の原田先生へ電話する。この先生には、困ったときにいろいろと世話になっている。オニ酵母の製造過程でも大きなアドバイスをいただいたことがある。先生曰く「ブレンドする場合、含有タンパク量を計算して粉を選別する必要あり。デニッシュは強力粉と薄力粉を混ぜるものだという古い観念にとらわれてはだめ。」と鋭くアドバイスされる。な~るほどだ~!

とらわれていた!薄力粉を混ぜないといけないという固定観念。よって新たに再々再々再々スタートを切る。

さて、お客様に約束していた「干し柿パン」の期限が切れそう。新年の早いうちに完成させねば。ただ、そのお客様はそのことを憶えているのだろうか。一向に現れない。スタッフのマサ君が完成させたクリームチーズを入れた全く新しい発想で「干し柿パン」を作るぞ~。休日の朝ヒラメイタので報告しておきます。再来週くらいに「新作発表」いたしますよ。

休日何が忙しかったと言えば、市役所でいろいろと相談事を。

市役所っていろいろと相談にのってくれるんですね。農政課、農業再生委員会、農業委員会と3カ所回った。それぞれに親切な対応。大変ありがたかった。あっそういえば今日はその由布市庁舎への移動販売がある。また新たな気持ちで販売できそう。

そして、法務局へも。ここでも高齢の職員さん(おじいさんに見えたが、ここで働いているということは、私より若いんだろう)に親切に教えていただいた。

本当に忙しい休日だった。しかし、世界は広がったなあ。いかに自分の世界が狭いのか垣間見えた休日。