スパイス学習会

今週の火曜日、原っぱカフェ主催の「スパイス学習会」に行ってきました。講師はスパイスコーディネーターマスターの河野悟さん。とても勉強になりました。

スパイスカレーを販売しているオニパンですが、昨日親しい方から、「カレーパン食べたけど・・・・」と親切な忠告がありました。思い当たる節もあり、この学習会を契機として、カレーパンの見直しをしてみようかと思っています。

それにしても奥が深いスパイスの世界です。

朝のコーヒー & 塚原チョコチョコ

日課となっている朝のコーヒー。血中糖度が高まる中、甘いものを相変わらず・・・。これが楽しみなんだよなあ。いいじゃないか、少しは。心落ち着くし。

この水曜日、塚原高原観光協会の忘年会があった。昨年から再開。忘年会で毎回、プレゼント交換がある。ビンゴでプレゼントを選べる。今回ゲットしたものを紹介したい。

朝日を浴びて、コーヒーから上る湯気がきれいだったのでプレゼント商品とともにパチリ。

塚原の (choco×choco)の「ピスタチオクリスマス」という商品だ。ピスタチオをまるごとチョコでコーティングしている。とてもゴージャス。ピスタチオは高価だ。それをふんだんに食べられる。とてもおいしい!珈琲に合う。

同じ塚原のお店だし、少し宣伝しておく。包装がシンプルだな。もっと派手にしたらいいのではと思った。

賢さと誠実さ

どのようにタイトルをつければよいのか、少し迷う。誠実な思いが賢い行動に結びつくのか。賢さは誠実な思いから生まれるのか。とにかく、どちらも、深く関わることなのだろう。

そんなことを考えたのは、三平の行動を見ていて。先日、「猛犬注意」の立て札にもかかわらず、お家のデッキ前、つまり三ちゃんの家の前の通り過ぎるお客様がいた。最近の三平の成長からして、五たび噛むこともないだろうと思いきや、がぶりと足を噛んだ。後でお話を聞くと、噛んですぐには離れなかったとのこと。あ~なんということだ。あれだけ叱って、三平も反省してきたことなのに。わかってるはずだが、本能には打ち勝てないのだな。それは、鹿への対応を見ていてよくわかるが。

今回の噛みつき事件は様子が違った。今までは、私が怒っている様子を見て、やばい!!と感じ、コワゴワ逃げるような対応をしていた。しかし、三平は怒って近づく私に対し、逃げることもせず、ビクターの犬のようにきちんと座って、まっすぐ私を見ているのだ。もちろん、耳は下がり、目も申し訳なさそうな様子で。けれど、視線をまったく背けずに、私を見つめる。

怒られるのを覚悟して、頭をたたかれるのを覚悟して、じっと見つめているのだ。大きな声で「どうして噛んだのか!」「だめだろう!」と怒鳴る私。目を背けず、ひたすら恐怖と戦っているような三平。頭を軽くコツンとたたいた。じっとしている。

5回目だ。もう十分、自分の犯したことを知っている。悪かったと思っている。そして、その罪を曖昧にせず、私に叱られようとしているのだ。今までの三平だったら、逃げていた。

私は胸をつかれた気分になった。どうしてそんな態度がとれるんだ。勇気というか・・・。賢い態度。賢く見える態度。それは、私にも十分わかる。三平は私を信頼しているからだ。私を裏切ったことへ、申し分けない、許してほしい、ということなのだ。

何度も書いてきたが、三平がオニパンにやってきた当初、荒れて獰猛で、手のつけようがなかった。この6年間の暮らしの中で、本当に強い絆と信頼関係が出来た。それが今回の事件でよくわかった。

心のつながりこそ、人を人たらしめる最大の要素。それが人を変える。愛っていうのかな。犬でさえ、へたな人以上の賢い態度を表せるのだ。

この写真は、昨日の三ちゃん。事件の時もこんな感じでじっと座っていました。目がとてもやさしいですね。

ついでに書くと、昨日の散歩の時、いいものを見つけた三平。

何を咥えてるのでしょう。

これです。鹿の背骨!その後噛み噛みで、全部食べてしまいしました。

PS.ご心配なお客様の件

自分が軽率だったと笑いながらおっしゃり、傷もたいしたことないよと全く気にしてなかったので救われました。犬好きで、寛容な方でした。申し訳ありません。

つながる未来への模索

どうなるか不安で、報告は遠慮していました。「未来へつながる工事スタート」とのInfoをアップしましたが、その続きです。オニパンの水は、塚原の湧水で作られています。とても美味しく、この16年、蛇口から出る水を当たり前のように使用してきました。空のペットボトルに水を入れ、どこへ行くときもそれを携帯。パンを作るときもふんだんに水を使って来ました。

第2工房を作ろうと思ったとき、市水道を使うことに若干のためらいがありました。もしも、美味しい水が出るのならば、掘削したらどうか・・・。しかし、不安がつきまといます。塚原でもいい水が出るとは限らないからです。塚原温泉に近いリックスプリングバレー方面は、鉄分が多い水が出て、だめだとか。私が住む黒笠木地区もいい水は出ないとの話しも昔から住む人が言っているとか。しかし、ログ村では多少鉄分があるものの、美味しい水が出たとか。

私は、よく立石山に登ってきましたが、そこから続く谷が第2工房予定地まで続いています。大雨のときは川が出現。普段は涸れ川です。立石山方面も山が深く、そこに蓄えられた水が地下に流れてきているような・・・素人の想像ではあるのだけれど、そこにかけてみたい気も起こりました。ログ村の続きのこの土地であれば、きっと水は使えるはず。一縷の望みで、賭けてみようと。

工事は結構短期間です。2週間くらい。地下70メートルくらい掘削予定。30メートル前後で、困難な状況も出ましたが、なんとかその後工事は進行し、60メートルあたりで豊富な水脈にあたりました。

毎分100リットルの地下水が出ます。

最初の検査の時少し鉄分が出ていて、ぁ~残念だとの思い。飲めるのだけれど、そこまで美味しくはないのでは。そのまま、別府店へ仕事へ。そして夕方、別府店が終了する頃に、会社の方から、息ようようと話しかけてくる電話が。「鉄分も、マンガンもほぼ検出されない状況となりました!」

何か、信じられないような気持ちになりました。この土地は、いろいろと私たちに勇気や夢を与えてくれるなあ。今までも色々とあったので余計そんな気持ちになるのですが。水は大切。おいしい大切な水を掘り当てられたというのは、未来に続く宝物を手に入れたような気になりました。先ずは報告を。