発想

ゴールデンウィークを終えてホッとしたお休み。色々と考えを巡らせ、今後のお店のことや商品のことを思索。カフェのオープンスペースをどうしていくか、通販の商品でスペシャルセットというものがあるが、それも変えたほうがいいなとか・・・。何かをしようとする場合、お決まりではなく、ちょっと面白いことや全く今までにないことができればと思う。

スタッフのマサ君の姉が別府店に来店され、スタッフの皆さんにとお土産を持参した。そのお土産を見て、へ~っと思った。

北九州土産。世界遺産に指定された八幡製鉄所の関わりから、工業の町の象徴であるネジを題材に・・・

チョコレートを作ったのです。ネジのチョコレートとは??

ほう、確かにネジの形。ボルトとナット。しかし、それだけで終わっていないのです。なんと、このボルトとナットを合わせるとピッタリはまり込むではありませんか。精巧!!すご!こんなチョコ誰が考えたのか!!

発想、着眼点、立派ですねえ!!

昨日工事が全て完了した第2工房。大工の簑原さんの仕事もあり得ない発想が所々で見受けられます。別府駅市場での北高架商店街でのお店もそうでした。さらに南駅市場(現在)のお店も、壁を普通はシャッターの内側に作るのがあたりまえなはずなのに、シャッターの内側が狭くて、販売スペースがとれないとの難題をシャッターの外に壁をつくるということで解決!しかも金をかけずミカン箱のような自然な板でかこうという仕様。

入口の辺りをみると、外壁がシャッターの外にあるのが見えます。どこのお店も、シャッターの内側が壁や戸口です。

さらに今回の第2工房での工事で、工房裏側のスペースに屋根をつける件。屋根って上から下に下がってくるものだという考えに固執せず、裏側の土地が高くなっていることから、屋根の勾配を逆にして作るという発想。

これによって二つ良いことが。一つは、裏側の景色が上の方までよく見えて開放感が生まれたこと。さらに、ふってくる雨が工房の屋根の上に流れ、樋をつたって地面に。だから、新しく設置した屋根に雨樋を作る必要がなくなった。

柔軟ですねえ簑原さんの頭は。発想って、固定観念を打ち破る所から始まるんですかねえ。