食パンを作る場合、外国産の小麦に比べ水の割合はかなり減らします。そうしないとミキシングでグルテンを形成できません。銀河のちからはグルテンが強いのですが、吸水率は悪く水が多いとうまくいきません。そして、この間気が付いたことは、発酵は若めで成形に入るということです。外麦と同じ感覚でやっていると、過発酵になっていて、荒く粗雑な生地にやきあがります。早めに成形することでしっとりと柔らかい生地になります。
バゲットの場合も同様なことが言えます。国産のハース粉(ハード系を作る粉という意味)は、だれやすい。だれるというのは、柔らかくてまとまりにくいという意味です。成形してパンマットに置いても、姿がプリッと体を持ち上げた感じではなく、デレっとした姿だと焼く前から焼成後の姿が見えてきます。一次発酵は抑え目で、ベンチタイムも短め。成形は、生地がプリッと張るようにやっていく。そして二次発酵を終えて窯入れの際、バゲットの表面を乾かし、クープナイフで皮を削ぐようにクープを入れる。私は、表面を乾かすために、小さなサーキュレーターを購入し、五分くらい風を当て表面を乾かしている。そこまでやるかっていうぐらい、いろいろと考えてやってます。フランスパンの場合、繊細で、かなり細かな時間設定をやっています。
国産小麦はグルテンが弱くやりづらい。しかし、扱い方がうまくいけば、外麦よりも繊細な生地やうま味も出せるのではないかと最近思えるようになってきました。以前は、そんな風には考えず、外麦よりもレベルが下だと思いこんでました。私が修行に行ったあこ庵ではパン作りに国産小麦を使うことは「剣道着を着てテニスをやるようなもの」といわれてました。
新しい品種が出てきたこともありますが、扱い方にも一工夫必要だったのです。オニパンの食パンは開店以来のオニ食(カナダ産小麦)と国産小麦食パンがあります。今までは、オニ食がうまいとおススメしていましたが、今はどちらもおいしいですと胸を張って言えます。食べ比べてみてください。「国産やるな!」って思うはずです。

暑い夏の下、パン屋はさらに熱い厨房でパン作りに励んでいます。そして、作られたパンは、熱い情熱にもかかわらず、必ずしも売れるとは限らず、むしろその暑さのせいで、売れ残る割合が上昇。どちらかというと、近頃の由布院人気も下降気味で、割合を多く占めるようになった外国人(韓国、中国、台湾等)は、そんなにパン好きでもなく、売り上げは減少。パン屋の危機を迎えているといっても言い過ぎではないような。
8月16日(木)臨時休業
休みの水曜日、久住の豊後牛のステーキと久住ワイナリーのワインを食しました。もちろん頂き物。贅沢なものは、ほとんど頂き物です。豊後牛は、柔らかく美味でした。書こうと思いながら、未だ書けていませんが、先週の水曜日久住の畜産農家さんの家などに訪問しました。たびたびこのinfoに登場したチヨウさんの家の引っ越しのお手伝いを兼ねて、久住観光をしたわけです。豊後牛はそのチヨウさんからの頂き物です。

少し大きめの取りを真ん中に、二人の猫が。鳥はウズラみたいです。なんと、このウズラをルー君が捕まえてきました。ルーは奥の方にいる太目の兄貴。手前のレイ君は細めの弟分。レイ君は運動能力抜群。しばしば、鳥やネズミ、モグラ、トカゲなど捕まえてきます。そのレイ君を横目にルーはうらやましそうにしています。ルー君は物静かな警戒心の強い猫です。あまり外にも出ず、もっぱら寝ています。物事に関する興味や関心も低く、遊び心もほとんどない猫ちゃん。レイ君は全く反対の猫です。ルー君はレイ君のすることをじいっと見ながら、生活していましたが、近頃はまねをして、ずいぶん「猫」らしくなってきました。そして、時々鳥を捕まえてくるようにもなりました。捕まえてしばらく遊んでいます。
で、その後どうなるかというと・・・。
レイが横取りします。ルーはあまり怒らず、黙認。
野生本能十分のレイ。ルーを前にして、横取りした鳥をムッシャムッシャと食べます。頭以外は全部。すごい!この日、このウズラの前に雀も一羽食べているのです。そして舌なめずりをして、デ~ンと椅子に寝そべる。
営業時間 11:00〜16:00
定休日 火・水
(※祝祭日は営業します)