晴れ 連日の危険な暑さ。塚原はまだましですが。この暑さ、観光客の動態にも影響を与えているようです。お盆には人であふれかえる由布院も、今年は宿泊にまだ余裕があるようです。商売をしているものにとって、酷暑となっています。

 暑い夏の下、パン屋はさらに熱い厨房でパン作りに励んでいます。そして、作られたパンは、熱い情熱にもかかわらず、必ずしも売れるとは限らず、むしろその暑さのせいで、売れ残る割合が上昇。どちらかというと、近頃の由布院人気も下降気味で、割合を多く占めるようになった外国人(韓国、中国、台湾等)は、そんなにパン好きでもなく、売り上げは減少。パン屋の危機を迎えているといっても言い過ぎではないような。

冷静に考えると、現在の由布院観光は大変厳しい状況だといえます。由布院のネームブランドにあやかって、お店を出せば売れるというような時期は過ぎていて、外国人の観光客も徐々に新鮮味を感じなくなってきているような・・・。外国人観光客の増加によって、由布院らしさを失ったとの声も聞かれ、日本人観光客は減少傾向にあります。特に今年に入って、目に見えるほど、消費額は減っています。湯の坪通りも人が少なくなっている。

観光客を頼りにする、由布院のお店は苦戦を強いられ、パン屋にしても同様だといえます。ただ、観光客の減少の原因は、由布院らしさ、異常気象以外にも国内の景気感も併せて影響していると感じます。わがお店にも言えることですが、一人当たりの購買額が少なくなっている。

八方塞がりの現状をどうするのか。このまま静かに傍観するか。なるようにしかならねえやみたいな。まあ、涼しくなれば、どっと売り上げも増えるだろうと期待するか。しかし、何か動いた方が、何もしないよりはましだろう。って、そんなことで、交流もかねて懇親会をしたのが4月のはじめ。

これは、いずれ、詳しく報告すると以前にも書いたような気がするが、とにかくその結果、「湯布院パン屋マップ」が出来ました。「まきのや」さんの力作!ごちゃ、ごちゃに見えますが、すご~く中身のあるマップです。湯布院のすべてのパン屋の特長を打ち出し、その他間違いなく良いお店を紹介。湯布院を知り尽くしている「まきのや」さんだからこそ描けるマップです。このマップは、まだ各店舗にはないようですが、近いうちに各パン屋さんや、道の駅、由布院駅などいろんなところに置かせていただきます。ぜひ手に取って、周ってください。