リンゴ系の仕込み作業

昨日は信州より届く定期便のりんごの仕込み作業をしました。本来であれば、仕込みスタッフの澤井さんが、パワー丸出しで、20キロのりんごを一人で皮をむき刻む作業をしてくれるのですが、昨日は急用で来れなくなりました。さて大変!しかし、オニパンのスタッフの能力は大変高く、馬車馬のように仕事をこなしていきました。清家さんは別府店に行く前にシートバターを作りました。その間川野さんはカスタードクリームを。そしてお昼近くになってリンゴの皮むき作業に入りました。川野さんはとてもスピード感のある女性。なんにしても速い!私も参戦、二人でゴリゴリ頑張りました。彼女はアップルシナモンを手際よく仕上げました。そしてアップルパイのりんごジャムづくりに。私は網リンゴづくり。久しぶりです。しかし体が覚えていますねえ、結構上手にできます。

しかし、その作業を一番助けてくれたのは…新設された2台のコンロ台です!

拡張された厨房に2台のコンロを設置しました。今までは1台だったので、同時にできなくて時間もかかりましたが、昨日は一気に!

ぐんと仕事がやりやすくなりありがたいです。

自作唐箕稼働!!

ずいぶん前にinfoに載せた自作唐箕の話題、手つかずで放置状態でした。今回、ユメ小麦がなくなり必要に迫られ、唐箕づくりを再開しました。あらかじめ設計図は準備していたので、手際よく作業の末完成しましたよ!

何度か試してみて微細に修正を加え、ほぼ完ぺきな状態で稼働しました。

上部に乾燥した小麦を入れます。

小麦をためて入れて、それが少しずつロートのように下へ落ちていきます。

唐箕の中の様子です。上から小麦とごみが落ちています。それを扇風機で飛ばします。軽いものやごみなどは外へ飛ばされていきます。

重たいものは手前のケースへ、軽い小麦は奥のケースへ溜まっていきます。

どんな感じか動画で。

お見事自作唐箕でした。60キロの小麦を選別して、その後昨日書いたように豊後大野市の製粉所にもっていきました。

ついに憧れのあの店へ 豊後大野製粉ツアー

とても濃密な時間を過ごした昨日。水曜日は店休日,しかし朝6時過ぎより仕事に取り掛かる。休みにしかできない大仕事。自作パン小麦・塚原のユメの選別作業。それを終えて製粉所へ持っていって製粉をしてもらう工程。ここでは選別作業の件は触れずに(後日詳しく報告)、製粉をしに豊後大野市へ行ったことを書き留めることに。

今日は、祝日なのであまり時間は取れない。開業時間が迫っている!

豊後大野市は夏にも製粉へ行った。その際に、三重駅前の「大五郎食堂」に立ち寄ったことはこのinfoでも紹介した。その時は、なんと閉店日。ご主人が病気でお休みだったと後で知った。誰から聞いたって?それは、木こりのダイさんから。infoでたびたび現れる木こりのダイさん。彼のご両親が経営しているお店が「大五郎食堂」なのだ。

創業43年?47年?。入ると、広瀬県知事が来店して食べている写真もあった。有名店。作りは昭和風。きちんと隅々まで掃除が行き届いて、きれいだ。建物は古いが。木こりのダイさんが2歳のころ創業。名前はダイさんからもらった。大五郎とはよくぞ名付けたと、私も感心している。相当な思い入れのあるお店だと推察。

のぼりも華やかに!「頑固おやじの店」「名物オムライス」とかメニューもすぐわかる。

店内はコロナ対策もばっちり。表彰状も多数。そして・・・

期待のメンチカツ定食とオムライス。おいしくて、完食!量も値段もありがたい。

コーヒーまで出してくれた!

オニパンですと挨拶。ダイさんから聞いていたようで、話が盛り上がる。お父さんは77歳。しっかり働いていました。お母さんは少し若そう。お二人とも元気でまだまだお店も続くでしょう。刺激をもらいました。

さて、本業の製粉も終了。今週からユメ食パン作れるぞ。

35キロほどユメ小麦ができた!

工房拡張工事進む

少し工房を拡張しただけだと思っていましたが、部屋の広さは8畳から一挙に2倍くらい広がった感じです。うわ~、仕事がしやすいぞ~!!まだ完成はしていませんが、昨日から広い厨房でお仕事です。完成は多分来週の後半くらいか。とても楽しみです。工事担当の若者2名さん、寒い中で大変だったでしょうが感謝の一言です。蓑原工務店さんは本当に良い仕事をしてくれます。

比べると拡張部分がわかると思います。冷蔵小屋(右の小さな小屋風の黄色壁部分)から、ガスボンベのところなどが部屋になりました。

正面から見ると、

断熱材(白部分)が広がった部分。ベージュの断熱材の部分が元の建物。元の部分は壁なしで外と続きのふきっさらし。ここにコンベクションオーブンなどを最近移動したので、故障してしまったのです。朝早くは、零下での作業でした。これからは壁もつき、とても助かります。

デザイン力

悩む。我が力のなさに。悩んでも仕方がないのはわかっている。小学校の時図工で1を2回くらいとった覚えがある。写生大会というのが毎年のようにあった。嫌だった。どこの絵を描くかなかなか決まらない。そして歩き回る。先生から叱られる。「いつまで歩き回ってる、はよ決めれや。」そして、大体が、時間切れで最後にチャラチャラ描きで終わる。

うまい人のそばに行って、少しまねて描いてみる。あまり同じだとまねたのがばれるから適度にまねる。そんな写生大会だった。

絵のうまい人を見てると、どうしてそんなにうまく描けるのか、自分自身がほとほと嫌になる。賞を取っている人の絵で、抽象的な、形を崩して描いてある絵があった。あんなのなら自分でも描けそうやと思った。その翌年の写生大会では、ぐちゃぐちゃに描いた。すると先生が怒った。「お前まじめに描かんか!」

多分先生は、やる気のない子だと思ってたに違いない。だから1を2回もつけてくれた。持ち上がりだった。こんなに努力してたのに。

絵が下手、デザインのセンスがないというのは子どものころから。もうほぼトラウマ状態。こんな私が、移動販売カーのデザインを考えなければならない。つらい。だから、ネットでそれらしいものをいっぱい集めて保存。また真似作戦が始まる。おっと、待てよ。娘は絵がうまかったじゃあないか。それで、オニパンのロゴも作ってもらった(嫌がるのを軟禁して)じゃあないか。それで電話する。

やはり嫌がった。「お父さん、無理やって、忙しんやから。」それでもと食い下がる私。「じゃあちょっと考えてみるわ」え~ほんまかい??少しうれしかった。その後すぐに、デザインが送られてきた。車の側面に貼るものらしい。・・・ いいじゃあないですか。

とりあえず少し前進。あとはママが考えることに。ママは私より絵が上手だから。