晴れ 今週も終わりです(オニパンの場合)。さて来週の始まりは、6月28日です。木曜日。その日は、オニパンカフェの開店記念日です。それも、なんと、10周年というめでたい日です。あっという間の10年でした。光陰矢の如しといいますが、本当に時の過ぎる速さには驚かされます。今年は10年の節目に当たる年でもあり、今までの活動・営業のまとめと今後の方向性を整理・総括いたしました。一言で言って、「自家製・手作りのパン屋(お店)」を目指すということです。詳しくは、折々帳にて。

 10年間やってこれたのも、皆様のおかげです。老体にムチ打ってあとどれだけできるのかは、わかりませんが、頑張りたいと思っています。お礼と言っては粗末なものですが、写真のものを記念に。この桜あんぱんには今までのオニパンの成果というか努力の跡がつまっています。小麦粉は自家製「塚原のユメ」を使い、酵母は自家製オニ酵母。そして自家製のあんこを使って、オニパンの庭に咲くボタン桜の塩漬けを入れた純自家製「桜あんぱん」です。おいしいかどうかは大切なことですが、ここまで到達できたことは、私たちの喜びでもあります(おいしくなかったらごめんなさい)。今週の木曜日から日曜日までの4日間が10周年アニバーサル期間です。それなりに作ろうと思っていますが、足りなくなったらすみません。別府店はなしですから、ご注意を(別府店は来年の1月で5周年です)。

晴れ 晴れの日曜日、気持ちよいですね。パンを作っている工房に、明るい朝日のシャワーが降り注いできます。私は、思わず手を休めて、光に向かって手を合わせます。不思議ですね、しかし手を合わせたくなるんです。

 また物置のお話。昨日は、雨模様の一日でした。夕方も雨が降りました。我が家の三平君は朝夕の散歩の時間になると、吠えて散歩をを要求します。しつこく吠えます。声も馬鹿でかく、かなり遠くまで聞こえているそうです。近所迷惑な鳴き声なのです。散歩の要求は仕方がないとして、それ以外に吠えるときは、叱っています。

昨日は、散歩のあとも、しつこく吠えていました。注意してもしばらくするとまた吠え出します。だいたい、近くに猫がいたり、シカが出てくると吠えるわけで、それ以外といえば車が通るときとか・・・。だから、猫もシカもいないのになぜしつこく吠えるのか、こちらとしても甘えて吠えているのかなと思ったり。これ以上吠え続けられても近所迷惑だなと、厳しく注意。怒られるのが嫌で怖いと思ってか、犬小屋に引きこもる三平。もう、リードを持って、引きずりだし、大げさに怒り、けつの所を蹴飛ばす私。三平はこりゃあ大変だ、マジに主人が怒っているとビビる。しばらく静か。しかし、10分ぐらいしてまた吠え出す。どうしもんだか。雨が降っているので、声は遠くへは届かないだろうけど。

ママが、三ちゃんの犬小屋濡れてるんとちゃう?という。私はだからどうしたって思う。三平は冬の冷たい雨でも、平気で濡れて散歩するのだ。こんな雨ぐらいどうってことないはずだ。ママは、あんたの作った犬小屋、傾いてるし、とさらに付け足す。そして、行って、濡れてないか確かめてきたらと言い出す。なんで、俺が確かめに行かんとイケナイの。まあ、いいか、と見に行く。

三平のハウスは、はっきり言って、戦後のバラックみたいな感じの家。雨が入らないように作っているが、雨に濡れた三平が出たり入ったりしてるうちに、ハウスの床のわずかな毛布も濡れている。三平自身も体が濡れている。物置にでも、試しに入れてみるか。物置なら、鳴き声も近所に聞こえにくいだろうし。

物置に入れて、体をふいてやった。そして、タオルケットを四つ折りにして、布団代わりに敷いてみた。

その後、三平は、全く吠えず、朝まで静かに寝ていた。そうなのか、つらかったんだな。ちゃんと訳があるんだ。当たり前のことに気が付かず、叱ってばかりいた自分を反省。ママはさすがだ。自分で動けばさらにさすがなんだが。

物置が役に立っている!うれしい!

そんなことを考えた日曜日の朝。今日は、発酵の調子も良く、すべてのパンがおいしく焼けてますよ!黒豆食パンもありますよ。どんどんいらっしゃいませ!

雨 悲しい雨です。なぜって、まだ、小麦の収穫が出来ていないから。もう、こんなに雨びたしになったら、いくら強い「銀河のちから」だって、赤カビ病や穂発芽してしまうのでは。一年の仕事も最後になってうまくいかなくなるとは・・・有終の愚 っいうのかな。最悪の中で、何を残し、何をつなげるか。考えてみます。

 今朝の小麦畑。雨が降って、小麦たちは戸惑うように立ちすくんでいます。

麦秋に そぼ降る雨か 一人居る

晴れ 夏のような日差しが朝から降り注いでいます。今日は早めの仕事開始でした。なんでも、ツアーで塚原高原を回るコースに18人のお客様が参加しているとのこと。お土産、立ち寄りのお店にオニパンカフェが含まれているそうです。18人がどっとやってきて、うちのパンを買っていただけるので、それなりの準備をしてないと、ということで多めにパンを作っています。由布岳パーキングのスマートインターが開設されて、塚原高原も旅行社の観光コースに取り入れられているのかなあ。ありがたいことです。一方で、メガソーラーの建設が進められている状況。景観を守ってほしいものです。

 別府店のBGMが落ち着かないとのご意見をいただいて、早半年か。塚原のBGMは、逆に「心地よい」とのお客様の反応。お店の雰囲気を左右するBGM.もちろん、ほかの要素として視覚的もの、臭覚的もの(これは、パンの香りで十分)なども大切だが。別府店の聴覚的環境を改善するためにやっと準備が整いました。これは、由布院の知人から借り受けたものです。音も良く、何よりもエンドレスで曲が流れ続けるのがいいですね。お金を出せば、それなりのものがあるでしょうが、なんせ厳しい経営状態なので。別府店の音響が良くなります。ぜひ心地よい別府店へどうぞ!

曇り そのうち晴れ 一週間の始まりです(オニパンにすれば)。昨日は、我が家の一員である三平君が初めて病院に行くという事件な日でした。ご存知のように三平君は、猟犬的、訳あり犬。我が家に来たときは、手の付けられないワル。優しいコリー犬のコースケを押し倒しかみつく、飼っていた二羽の鶏をかみ殺す・・・。毎日、変な声で鳴く。しかも決まって朝方。苦労させられる三平でした。その三平君が、初めて車に乗り、病院へ。車に乗ってくれるのか?乗ったらどうなるのか?他の犬たちや猫たちと病院で一緒にいられるのか?果たして、おとなしく先生の診察を受けるのか?

 三平は当初の激しさも影を潜め、ここの所、気のいい穏やかな犬に変わってきている。しかし、車に乗せるとき、なかなかてこづった。乗らない。必死で逃げる。体を抱きかかえると、噛みつかれるのではと、手袋をして・・。三平は噛みつかずに抱えられ車へ。私が後ろに乗り、ママが運転。暴れるので、体を抑え、抱きかかえながら別府の末次動物病院へ。興奮状態の三平。とても怖がりなのだ。思ったほどのワルではない。

しかし、猟犬的素質というか、なんなのか、通り過ぎる車にすごく反応する。三平からすると、車は敵か獲物か。

病院に着くと、大変混みあっていて、1時間ほど待たされる。ほかのワンちゃんやニャンちゃんと一緒に居れないだろうと病院の外で待機。裏口から診察室へ。思ったほど抵抗もせずに、診察台へ。看護師さんにもちゃんと対応。できるじゃないか三平君!7月3日に去勢手術決定。

帰りの車の中は、行きと違って、大人しくなっていました。結構順応力があるんですね。車に対しても反応がなくなり、上手にバランスをとって立ったり座ったりしていました。

 普通の飼い犬になった三平君。愛らしく感じた帰りの車中でした。