クランベリーチーズがきれいに!

本日のクランベリーチーズが綺麗に焼き上がりました。

すべてのパンが細部まで仕上がっている感。表面のフォルムが整っていて、打ち粉の白を縫うように引かれたカーブのライン。その先がめくれ上がっているような、うすいクラスト。

私のような、がさつモンにはできない成形です。横山さんがつくりました。私はスピードにこだわる部分があり、発酵さえよければ美味しくなる的な大雑把なところあり。しかし、こういう成形を見てると、丁寧な作業にはそれなりの気品がでてくるなあと思います。

全体のなめらかな丸みも良いですね。

以前のクランベリーチーズをアップしますと

ちょっといびつ。粉もばらつきあり。

クランベリーチーズは今まで4回くらい成形が変わってきました。もっと前のクランベリーチーズは・・

こんなのもありました。でも、味と食感から焼き方を変えてきた経緯あり。

クランベリーチーズの基本スタイルが完成したなと思えた今日です。

あんぱん

ため込んでいた朝ドラ「あんぱん」の録画を全て見終えた。歴史に残る名場面がたくさんあると言われるあんぱん。たしかにそうだった。

一人一人の登場人物は、すべて優しく暖かい。色々と個性はあるものの、その個性を暖かく捉えるシナリオ。作者の中園ミホさんの人間への、深い洞察力がなせる技なのだろう。

敵を数多く殺した妻夫木演じる八木。金糸勲章をもらう根拠は殺した数。八木が初めて語る体験は、妻夫木の演技力のすごさも手伝い、こちらまで体が震えた。涙が止まらなかった。

戦争が起こり、日本中の人間を巻き込み、温かなつながりを、憎しみや偏狭な人間関係に変え、一つの価値観に絞り込み、弱いものを嘲り、そして身近な人たちが死んでいく。何が良かったのか。何か良いことがあったのか。戦争を通して。

やなせたかしのアンパンマンに込められた「戦争とは何か」「人として本当に正しいこと」「正義とは」「逆転しない正義とは」・・・

どうすれば、傷ついた心、悲しみを抱えて生きていく人たちに向き合えるのか・・・

その答えを探してたどり着いたのが「アンパンマン」だったのだろう。

ノブちゃん、最高でした!本当に人の喜びを自分の幸せとして生きる女性。絶望に追いつかれないようなスピードで前に向かって走り抜く人。タカシがアンパンマンを生み出せたのはノブちゃんがいたからだよな。ほんと素敵だ。

タカシを巡る人たちの温かさと優しさ。心地よかった。今の日本がこうなればいいなあ。

こんなアンパンマンを見て感動していたら、大阪から暖かい贈り物が。

なんというタイミングなのだ。私の今奮闘していることへの、応援。たまるか~!

パンク修理

日曜日。営業開始よりお客様が多数来店。ありがたきことです。そんな中、山ちゃん(サイクリスト)が家族とともにご来店。8月のパン教室では、奥様と娘さんが参加してくれました。数あるお客様の中で、特にInfoの話題に取り上げることを不思議に思われるかも知れませんね。彼が、大変、ユニークで面白い人であると言うことはあるのだけれど。

彼の努力、生き方が、半端ないので、私は書いてしまうのです。

オニパンのInfoや折々帳を読んでいる方は、時折り現れるこの型破りな人に、親近感やあるときは嫌悪感を抱くのでは。彼に付き合いきれない個性とエネルギーを感じていた私でありましたが、今はほんと惚れ込んでいます。

6~7年ほど前か、ローソンの店長から職替えして、土木関係の仕事を始めた山ちゃん。友だちのサイクリスト柳井さんの会社で働き出す。家族をおいて、沖縄で働く。えらいなあ~と思った。そして、ときどき大分に戻ってきてオニパンへ寄る。異常に顔が痩せ、大丈夫なのかなと感じた。それからしばらくして、癌になっていることがわかる。ステージ4だと。

以前よりお腹の出っ張りが気になってはいたが、それが癌だった。何度も手術を繰り返す。そのたびに復活。しかし癌は転移を続ける。人一倍、筋肉質。普通じゃない。癌を患いながら、サイクルトレーニングは続ける。別府代表の県体選手として一昨年でる。苦しいトレーニングを続けて代表として役割を果たした。

ちゃらんぽらんのように見える山ちゃん。とても家族思い。自分が亡くなる前に、なんとか経済的な土台をつくらねばと、ワークマンプラスの経営を試みる。それは最終選考まで残ったが、残念ながら失敗。そこであきらめず、自分で会社を興す。山栄工業。社長だ。解体の仕事。現場を見に行ったこともある。ハードな仕事だ。しかし、会社はうまくいっていて、かなり儲かっているそうだ。しかし、抗がん剤を打ちながら、打てば全く仕事が出来ない週が出てくる。それでも、仕事をしていないと心が持たないともらしていた。

今日来たのは、抗がん剤治療の4日目。3日は何も食べられないそうで、今日はオニパンが食べれると嬉しそうにパンをかじっていた。

しんどいと言いながら、筋肉は相変わらずだ。本人はいつも「これが最後かな」と言いながら。

この間、バイクがパンクしていて、自転車に乗れない日が続いていた。エコーラインの散歩とかで、体力維持。山ちゃんに、どこの自転車屋に持って行けば良いかな、と尋ねた。すると、「なんや、それやったら、オレが直しちゃる。」

おもろい顔してやと言った。

この程度じゃあ、かっての山ちゃんまで行かんな。

朝から科学論議

本日は、火曜日です。もちろん営業日。9月から、火曜日は営業していますよ!よろしくお願いいたします。

どうしてこんな話になったのか、発端は忘れました。あっ、そうか、新聞記事だ。全国のパートナーシップ制度(性的少数者のパートナーシップ関係を自治体が認める制度)登録者が1万人組を超えたということ。同性間の婚姻制度がないもとで自治体への登録により住宅や福祉などさまざまな行政サービスが受けられる制度だそうです。

同性同士で惹かれ、一緒に暮らす。これをママは「私わからんなあ。」と。尊敬するとか人間として好きであれば、一緒に暮らしたくなるのかなあ・・・、とママ。

違うよと私。それは、性的な欲求からくるんだよ。

「男は女を求め、女は男を求める」、それが当たり前と言っているのはトランプ大統領。「世の中には男と女しかいない。」ダイバーシティは認めない、ありえないだって。

性的嗜好というのは、単純じゃない。と私は思う。と言うか、本を読んでそう思った。

「正欲」という本。なるほど、もしかしたらそうかな、と。

足フェチっているらしい。それは、高校生くらいから知っていた。足を見ると性的な興奮をする人たち。その興奮の対象はさまざまにあって、足だけに限らず、腕だったり、首だったり、うなじだったり・・・。子どもだったり。内臓であったり。

「正欲」で取り上げられていたフェチは、「水」。水が跳ねる、飛び散る、その様子に興奮を覚える人たち。

その性的嗜好が普通でないことを自ら悩み、自分が異常だと思い、人との交流を避け、生きている。

ふとしたきっかけで、自分と同じ嗜好の同類者がいることを知り、仲間をつのり、交流する。生きていても良いんだ、世間のルール・社会的ルールをみださなければ、別に問題なはずがない。ただそれを人に知られることは避けて。異常者として見られるから。

結末は、仲間たちが集まり、夏の暑い日差しのもと、水遊びをする男たち。その様子が異常で、水遊びを通じて、子どもたちを誘い、誘拐を考えている異常者とみなされ、逮捕される。

朝から何を論じているのか。私は、今の時点では、世の中にはいろんな性的な嗜好者がいると思っている。水まであるのかどうかはわからないが。これは理屈の問題ではない。生命体の仕組み。男、女でくくれない。

それは、今、2回目を読んでいるこの本からも根拠づけられると思う。

生物の進化、多様性。

私たちは、自分と同じように考え、嗜好することを他人に求めるのは間違いであり、「他人は自分と同じようには考えない」と思うことが正解だ。

試作

スタッフの横山さんがパン学校で学んだアイテムの試作をしました。その名も「塩パン」。

本日はバターロールで塩パンに。今後改良を加えて、他の生地でも試作します。