ご無沙汰です。夏期休業を終え・・・

月曜日から金曜日まで夏期休業でした。Infoを見て、あれっ更新してないなと思われた方もいたかと。私は、夏期休業期間中、悶々と自治区の仕事にへばりついていました。さらに、畑の雑草取りも。これほど疲れたお休みはありませんでした。私の場合、疲れの兆候は「夢」に現れます。身体的疲れと言うより精神的疲れが夢に現れます。そして眠りの浅さ。これが酷くなると、ウツとかになるのでしょう。体を休めるはずの夏期休業なのに・・・(😭)

ちょっと大袈裟に書いてみました。基本的に私はうまく困難を交わすタイプです。へらっとごまかしたりも出来ます。真面目で、真剣に取り組む反面、だめだってことになれば「あほけ!」と笑い飛ばしてあげます。それが出来れば良いのですが、そうも行かなくなったときは要注意ですね。まだ今は大丈夫。「あほけ!」

さてお話を変えて、夏期休業中にあった珠玉のシーンを紹介。

塚原部落の緒方さんが経営するなんとも不思議なクラブに行きました。

私と彼は今まで2度ほど塚原部落の班長会でご一緒させていただきました。多分彼は私より16~7若い。塚原という歴史ある村の生え抜きで、生きてきた人なのに全くそれを感じさせない。音楽、大工、メカ(パソコンから車の改造)何でも出来る!そして物静か。会議で発言は聞いたことがない。それでいて、服装やスタイルでめちゃ目立つ。体育祭の時、青組応援団長で赤い短パン。二日酔いでアルコールプンプン。最後のメインプログラム、地区対抗リレーでアンカーに。そしてゴール直前で前のめりに転倒。そしてビリに。一生忘れられない大笑いのシーンでした。そして、私の浜省のDVDを音楽だけのCDに変換していただいたり・・・色々と関係もあり、このクラブへ出向きました。

最高の夜でした。一人で酒場は20年ぶりくらい。

学生時代はじめて知ったカクテルを次々と注文。そしてタバコも数本。音の良い音響で忌野清志郎やジャズも。

10時開店。と言いながらスタートは10時半をまわっていた。こんなに遅いスタートなのに、7人ほどお客さま。若い人がほとんど。年寄り約1名。緒方さんは3時頃までお店をやって、仮眠し、翌朝は大工仕事。体が良くもつなあ。私は、オニパンのマスターと言うことで、若いお客さんもオニパンを知っていて、パンや音楽の話しで若干盛り上がる。

4時間ほどの至福のひとときでした。緒方マスターは優しく穏やかで心地よい。DJが出来るお店。名前は~忘れた。

湯布院にこんなお店があるなんて!飲み代は信じられないお代だった。何度言っても聞き入れられなかった。「うちはそんなお店じゃないんです。」と何度も言う緒方さん。それにしても日本中探して、こんなお店はどこにもないだろう。心の癒やせる空間。乗ってきたバイクは、ゆふいんバーガーハウスさんの敷地に勝手に駐車。ありがとう社長。

帰りのタクシー代は飲み代の2倍だった!!

青葉台で突然の酵素ジュース

昨日の移動販売。暑い中ではあったが、お客さまも多くて感謝。終わりの青葉台住宅街では、依頼注文されたお客さまが、酵素ジュースを振る舞ってくれた。

青天カフェスタイル。移動カフェセット。アイス酵素ジュース。

このジュースは、ショウガにきび砂糖、ハーブスパイスらしい。ショウガが喉にきた!しかし、うまい~!元気が出る。この後、梅酵素ジュースを振る舞ってくれた。これまたおいしい!

この女性まだ若いのに畑もやっていて、スパイスが大好きとのこと。見るとモンペのようなズボン(パンツっていうの?)をはいてる。スパイスが好き同士話が盛り上がる。私もやりたくなった。

元気をもらったので、引き続き高校へ。

行くと教頭先生が応対。お部屋で色々と話しました。中身は内緒。

金庫バッグ

金庫バッグっていうとどんなものを思い浮かべるのでしょうね。別府店に行くときにキャッシュボックスを入れる袋のことを言ってるのです。私は全く気にしてませんでしたが、もう10年も経てばへたれてきても不思議ではない。それを見て、別府店の老々コンビの盟友若林さんが得意のお裁縫で、新しい金庫バッグを作ってくれました!😭

素敵なすてきな金庫バッグ。ななんと、オニコーボちゃんのアップリケが。アップリケって今時言うのかな。私たちはアップリケと言う言葉に慣れ親しんでいる。しかし、このオニコーボちゃんは歴史に残るキャラですねえ。永遠に続きそう。そこでアップ。

小学校6年製の時家庭科でお針の使い方勉強したけどそれ以降進歩無し。このお裁縫は私には無理。

ネズミ騒動

この一枚の写真が物語る一大事件。ここに写し出されている存在、それは我が愛すべきレイ君。呼んでも呼んでもこちらに来ない。うずくまり縮こまり身動き一つしない。

読まれているあなた、先ず以て、ここはどこなのだ、との疑念が浮かんでくるでしょう。ここは、オニパン寮の天井裏。なんでこんなところにレイ君がいるの。先ずそこからお話しいたします。

寮に住んでいる中島さん(スタッフ)が、夜な夜な天井裏で騒ぐねずみどもに安眠妨害され、さらに時々「シャー」という何かが這う音も聞こえてくると訴える。シャーはきっと蛇ではないかと。ネズミも蛇も苦手な人には恐怖なのだろう。ちなみに我が家でも一時期ネズミが天井裏を占拠し、大運動会が繰り広げられていた。

ネズミ対策は今まで色々やってきた。パン屋でのネズミ問題は大変深刻でもある。電線をかみ切られる、材料は食べられる・・・。だから、ネズミ捕獲器(以前は効果あったけれど最近はうまくいかないな)、超音波みたいな機械、ぺったりシート、ネコイラズ、パッチンとはさむ器具(これは効果あり、大ネズミを捕まえた)。工房はそんな感じであの手この手だったが、住まいの方は一発で解決。それは我が家にやってきた野良のリー君、ルー君、レイ君。大慌てで家からネズミたちは逃亡。デッキ下に敷いていた畳み一畳に敷き詰められたネズミシート(床下送風穴のところ)に何十匹という小から中くらいのネズミが張り付いていた。結論として猫君が一番優秀ということ。

我が家のレイはとても頭が良く、自立心旺盛。一人でいろんな場所を遊び場にし、親に面倒をかけず、食事も結構自然食を自分でとってくる。以前にも書いたが鳥、ネズミ、モグラ、トカゲ、カエル。鳥とネズミは大好物でほぼ食べ尽くす。

そんな無敵のレイ君だから、天井裏に放すと、大活躍するだろう(実際、我が家の天井裏に入り込んで一日出てこないときもあるくらい天井裏は好き)。

まあ大変だった!初めはだまされて、静かに抱っこされオニパン寮まで連れて行かれたが・・・。そのうち身に危険を感じたのか、暴れ出した。寮の中に入り天井裏に入れるまで相当大変だった。そしてなんとか天井裏へ。単純にねずみ獲りをして楽しんでくれるかと思ったのが間違いで、賢い猫だけに信頼する親(私たち)に虐待を受けたように思ったのか大変な落ち込みよう。ず~っと二日間身動きせずに同じ場所にいる。

心配性のママはなんとかせねばと、ご近所の人に相談して我が家にはない(チュール)をもらい、脚立に上がり1回2回とマンマをあげる。ママが言うと、なんとか近づいてきて食べる。私は怖いのだろう。そして3回目のチュールは、私も一緒に脚立へ。足をつかみ無理矢理引き出した。

その後ネズミがいなくなったお家、戻ってくる前に対策を。

休みにこんなものを作った。さあて、これは何でしょう??

家の周りに8カ所、これを取り付ける。

小さなネズミであれば、ここから中へ入れる。家の裏側に回ると、この通風口が壊れていて、大きなネズミも入れる場所があった。とりあえずこれで一件落着か??

レイ君には悪いことをしたなあ。猫って馬鹿だと言うけれど(怒られてもすぐ忘れて、ミャ~と甘えてくるし)、2日に渡って落ち込んでいる姿を見ると、私もいろいろと考えさせられた。

新発見・新アイデア

発明と言う言葉を使うには少し大それた感もあり。しかし新発見・新アイデアくらいであればちょっと日常の心持ちや観察眼があれば、いくらでも生まれるなあと思う。それは、私の日曜大工での最大の喜び・悦楽であり(今回の物置拡張活動でもそれを感じながら)、本業のパン作りでも言える。

毎日同じような仕事をしている人が大半の世の中。工場での労働、お店での労働、家庭での家事・・・・ほとんど同じことばかりと嘆くのは大間違い!と断言できる。同じことをしているからこそ、そのことに詳しくなり、いろんなことが見えてくる。そして見方を変えれば、また違うことが分かってくる。そこで、こうすればどうなるだろうと仮説を立てる。そしてそれを実践してみる。結果が出る。その結果から新たなことが分かってくる。

私は、そんなことを繰り返している。パン作りにおいては特に。これは、当たり前のこと。これを10数年繰り返すと、新しい方法や新しい見方がどんどん出てきて、いろんなことに熟達してくるものだ。

私の友人のお母さんはすでに90を超えている。そのお母さんの喜びは畑作り。昔の私なら退屈だなあと思っていた。最近、ママが畑作りに関心を持っていて、野菜やお花を育てることがどんなに楽しいか私に話しかけてくる。夕方畑に出かけ、暗くなっても帰ってこないときもあるくらい。それも、いろんなことを発見し、工夫し、変化を見て、喜びを感じているのだろう。

さて前置きが長くなった。今日はクレセントの成形について。

これは本日のクレセントの成形したもの。あまりうまくいってないが。クレセントの成形はオニパン独自の方法を5~6年前に作り出した。私の修行した「あこ庵」のやり方を、大きく変えて(企業秘密笑)倍速、いやいや3~5倍速のスピードで出来るようになった。感動、感激の新方法!

そして本日も新アイデアが生まれた!

それは、

このメン台を使うとき、木で出来た部分でクレセントの成形をすると、すべってうまく巻ききれないときが出てくる。元スタッフの川野さんは、この木の部分でもとても速くきれいに巻けたが。微妙な手の動かし方があるのだろう。しかし、普通はむずかしい。すべるのだ。そして時々だが、きれいなクープが出来ないときもある。滑らなければ良いのだ。ただそれだけだ。そこを曖昧にして今までやってきた。滑らせない方法を今日考えた。すると、あるある、そんな方法が。

大きなまな板を置いて、成形する生地をそこに乗せればことは終了。なんだ、そんなことだったんだあ!分かればどうってことはないが、それでこれからはちゃんと出来る!アイデアとはそんなものか。しかし、めっちゃうれしい!!!!