若者の力 雑草取り

梅雨の晴れ間を狙って、昨日は小麦畑の雑草取りに汗を流した。腰痛持ちの私一人では話にならない。この間親しくなった原っぱカフェのウーハーさんたちに助けてもらった。

中村君に助けてもらって(軽トラ運転)、足のない若者たちを原っぱカフェまでお出迎え。5人の若者を乗せて、オニパン畑までご案内。炎天下、1時間半ほど作業。

みなさん真面目で、終わろうと言ってもなかなかやめない。

なんとか終了しました。さて来週は収穫作業です。

作業終了後、みんなでランチタイム。話が弾みました。日本人2名、カナダ人(18歳)、フランス人(22歳)シンガポール人(19歳)。日本語がほぼ出来ないカナダとシンガポールの女の子。おかげで、私も英語の勉強になりました。お国の食べ物、学校のことなどいろいろとわかりました。カナダの子は18歳で大学2年生。一番若いのに、ちょっと大人びていて驚きました。フランスの子と日本の男子(19歳)が上手に通訳してくれました。みんな、素直で明るく、良い若者たち!

私も若返りました。年を聞かれたので、「恥ずかしくて言えない」と答えると、シンガポールの子が30代ですかと言ってました。お世辞にも程がある。

塚原児童クラブへ

今年度に入って、塚原小学校の放課後児童クラブから依頼がありました。毎週月曜日にパンをください、との。それで7種類のメニューを考え、作っています。

今週は餡子パンです。

子どもたちはとても楽しみにしてくれているとのこと。嬉しい限り。

思い切って告知 パン教室

3名のスタッフがとても頑張ってくれる。昨年暮れからこの方、とてもハードだった。中村君の成長とともに、オニパンカフェは上向いてきた。彼は仕事の虫なのか、別府店への週2回の出張、そして卸全般をこなしてくれる。さらに休みの日まで(水曜日)仕込みやラスク作りをする。私にとっては、天の助け的な存在になっている。詳しく書くのはプライバシーに触れるかな、しかし誉めているのだからいいだろう。仕事中は、注意も多いのだが。

さて、何が言いたいのか、実はそんなこんなで、やっと見えてきたのが昨日も触れた「パン教室」。初めての試みで、心配な面も多いが、とにかく自分流には「先ず足を踏み出す」ことからしか実践は始まらないということ。だから、思い切って告知します。

一般的なパン教室は、アイテムを作って、その作り方を学ぶのがメインとなるのかな。オニパンのパン教室はアイテムの作り方の講習と違い、パンの本質である「発酵について学ぶ」ことが主となるパン教室です。一からパンを作る。どうすれば美味しいパンが出来るか。全ての基本は発酵。発酵のための手立てや見極め方。・・・それがわかれば、成形技術を深める以上に美味しいパンを作ることが出来ます。

お家でオニパンが食べられる。そのためにオニパンのノウハウを公開いたします。企業秘密はほぼありません。特に食パンを作る力を身につけたい。お家にとって一番助かるのではと思います。

申し込みがあれば7月26日(土)に開催します。持って帰った生地で、翌日オニ食パンを作れると良いですね。一日おいて月曜日でも大丈夫です。そんなことが出来るオニパンのパン教室です。

ユメ(モクヒョウ)

人生残り少ないと思うと、少し寂しくなる。この年代(私のような)の面々は、それぞれに少し寂しい思いを抱えながら今後どう生きていこうかと思いを巡らせているのでは。健康で経済的にもそれほど心配もなく、出来れば近所づきあいも良好で、家族・人間関係もうまくいき、ゆっくりと趣味もできて・・・。

人それぞれに、生き方は自由。与えられた寿命の中で、精一杯生きる。一定の健康面、経済面の基盤が基本だが。それが不安定だと、生き方を考えることは出来ない。

「今後の私」、それがいつも頭の中で、雲間に流れる風船のように、あっちに行ったりこっちに行ったり。しかし、冷静に考えると、自分の人生は今まで歩んできた蜘蛛の糸のような、生まれた時からずっとつながり、時には太いロープにもなって現在まで続いているのだ。そしてこれからも、その糸は、染められた色や質感を変えることなく、続くことが必然と言える。70年生きてきて、積み上げられた考えや流儀、感性は変えられない。それを全うすることで、一つの人生が完結する。そのように生きられることが倖せなのかも。

最近、学習めいてる私。パンの科学を追究。この休みに読み終えた。やはり学習は大切。まだまだわかっていないことが多いなあ。真面目にノートも取っている。パン屋を目指すと決めた頃より、学習してきたことを記録してきた。パン屋になって、目の前のことで一杯一杯。結果、実践重視、経験主義。しかし、学習は大切。パンは科学だもの。

THE Bakery Vol.1 1998年から。2007年のパン屋修行まで続けていた。気持ち新たに、学習スタート。

そして当面の小さなユメ。第2工房を使ってのパン教室。

雨天続く 菌たちの世界

参りました。雨天続き。お客様少ないよね。それに比べて、菌たちは大混雑。目には見えないけれど、そうに違いない。

パン屋をやっていると、湿度に敏感になる。冬場、バゲットをスリップピールの上に置き、サーキュレーターの風を少しの間当てているだけで、表面がバリバリに。やり過ぎると、クープの亀裂が大変に。ところが今はどうだい、風を当ててもなかなか固くなってくれない。放っておくと、生地が柔らかく発酵が進む。

普通はドーコン(ホイロ)の中にいれて、生地の発酵を進ませるのが常識。ドーコンに入れないと大きくならない。ところが現在の気候は、作業部屋(厨房)そのものがドーコンになっているのだ。梅雨の時期、しかも暖かな室内は、菌たちの喜びの世界と化している。

昨日は別府店勤務だった。店内の袋に入れていないクレセントは本来ハード系なのに、柔らかくソフト系に変身していた。恐ろしい湿度。

さて、我々パン職人はそんな気候をしっかり頭に入れて、生地や食材に対応しなければならない。気を緩めてはならないのだ。