昨日は、とてもいい運動になった山行でした。おかげさまで、体が引き締まったような、軽いような。朝から気持ち良く仕事をしています。折々帳を見てください。昨日の様子がわかりますから。
全く話が変わりますが、国会で通された「共謀罪」法案。私は認められません。私の敬愛する小林多喜二という作家は29歳の時、特高警察によってつかまり、その日のうちに拷問で殺害されました。その根拠になった法律が治安維持法。その轍を踏まないように、戦後民主主義は個人の自由、基本的人権を大切にしてきたのです。多喜二の小説を読めば、いかに人を愛し、人間らしく生きようとしていたかがよくわかります。多喜二が日々の出来事や思いを綴っていたメモ「折々帳」を私はこのブログ名に借りたわけです。誰もが、自由に、自分の思いを発信できることは当然であり、気に入らない考え方を力で押さえつけるようなやり方は、周りからどう思われようが「認めない」と、声を出し続けねばと思います。考えの違うあなたともともに暮らしていけるそれが人間の共同社会なんですから。共謀罪は、国民の声が弱まったり、政治や国に無関心になってきたとき、権力者の強力な武器となる恐れを秘めた法律です。

このひと月、大分百山のうち、4山を制覇した。仕事の面で、いろいろと課題も山積している状況ではあったが、とりあえずゴールデンウィーク、コモレビカフェなどの一年で一番激しい期間を切り抜けたこともあり、体力づくりとストレス解消のため、せっせと山行を敢行した。詳しくはかけないが、参考までに表面を舐めるように記録する。![DSCN4660[1]](https://onipain.com/wp-content/uploads/2017/06/DSCN46601-300x225.jpg)
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登山口。心地よい空気(時期もあるかもしれませんが)、森林浴を兼ねながら、しっかり整備された山道を。それなりに途中の景色も見えつつ、山麗コースは快適。途中分かれ道があり、「急登コース」とあった。少し気になりながら、快適山麗コースで頂上へ。
倉木山は良い山でした。そして、下山は気になった「急登コース」を下ることに。写真を撮っていないが、かなり続く藪。背丈ぐらいの藪を漕ぎながら進む。時々、出っ張った石もありつまづきそうになる。そして藪を抜けると、例の急登。言い換えれば激坂。一歩間違えば、転落。こけたらおしまい。結構長い激坂に、足が棒のように。景色なんて何もない。倉木山は、コースを間違えると、全く「ダメな山」でした。
こんな山道(林道)を進んでいくと、取りつきに出会う。注意してないとうっかり見落としてしまいそうだ。道路の脇に小さなオレンジの標識が。
ここから山の中へ。さあがんばるぞと思ったら20分ほどのぼると、尾根道へ。左に道をとって、20分も歩いただろうか、そこに雨乞岳の頂上が。
眺望も今一つで。雨乞三山といわれる城ヶ岳、倉木山、雨乞岳三つとも登ったが、一番物足りない山だった。
だいたいがこの石段、石段っていうものじゃあないと思うんだけど・・・。ずーっとロープがあって、そのロープをもって上がらないと、下手をして足滑らせると、大変なことになる。人生で一番重くなっている私にとって、息を切らせるのにものの3分もかからなかった。「鬼のつくった99の石段」だって。どこかで聞いたような。「オニがつくった99塚」が塚原。日本中にあるのかなあ。でも、この石段は99以上あるぞ。そう感じた。これが終わって熊群神社上宮にたどり着くと・・・またもや出てきたのが、本物の崖。
これはないでしょ。まあ、若者の上田さんは楽しげに登ってるけれど、私はなんせ人生最大の重さなので、ちょっときつい。パン屋で鍛えている上腕部があるので、腕で登っていく感じかな。しかし、足場がしっかりしていないので、冬や雨降りの後などは無理だ。息が慣れてくると、楽しくなってくるやんちゃな自分も感じたが。
登りきると、そこに待っているのは天国的な広場。平坦だけで幸せを感じられる。人生厳しいことが続くと、平凡な生活こそ幸せだと・・・平坦は天国だ。そして、どこが山頂なのかは全く分かりにくいメサの頂上部。表示があるのでそうなのかという頂上。木で囲われているから展望はなし。
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そして、昼ごはんは、例の展望の良い石祠で。愛妻弁当です。
この辺りは、秋のころ黄葉するそうで、また来てみたい。熊群山はこのひと月で登った山の中で最も存在感のある山だった。期待を裏切らず、私の自信を培ってくれた。次は、あの、もっと怖げなのこぎり山だ~。減量せねば。
書けばきりがないほどに、毎日少しずつ工夫をしています。これが、リテイルベーカリーの強みなのです。大手は、決まった生産工程で同じものを大量生産します。我々のような小さなお店は、すべて手作りなので、今日よりも明日っていうふうに、より良いものを作ることができますし、それがあるから、日々の労働に耐えることもできるのです。例えば、今日のこのクロワッサンです。川野さんが作りましたが、少しの工夫で、以前のものより中央部の生地が盛り上がり、サクッと感がより強まります。おいしいそ~!!ナッツレーズンは、甘いのがお好きな方のために(別府店のお客様で「糖蜜をもっとかけて~」というファンがいます)糖蜜をかけたものと、白い粉をかけただけの素朴タイプ両者をつくっています。ナッツレーズンの生地は、小麦を国産に切り替えた時、ミキシング時間が少なく、グルテンを引き出さないまま焼いていて、柔らかく引きのある生地が出来ていなかったので、これも現在は長くミキサーを回し、柔らかく引きのある生地に修正しました。パン屋の仕事は、毎日の商品の出来具合を詳しく調べ(そこで、試食が大切に)、どうすれば改善できるかを検討する作業が必要になります。お客さんの意見は様々ですが、ほぼあたっています。しかし、一番大切なことは、お店の作り手がどれほど商品に愛着を持ち(自分の子どものように)どう育てるかということ、それは、子どもの親として広い識見と具体的な手立てが不可欠となります。オニパンは、誠実にその作業をやっています。作りっぱなしみたいなことはしないし、そんなこと、親として絶対できません。一緒にパンを作ってみませんか。こんなめんどくさいことをやっているのか~と思うはずです。清家さん川野さん(オニパンスタッフ)に尋ねてみてください。同じことを言うはずです。
若いころに、弦楽四重奏を鑑賞したことがある。一時期クラシックの演奏会に通ったことがあった。歌謡曲から始まり、ロック、フォーク、労働歌・うたごえ、クラシック、ジャズ、ブルース、松田聖子と趣味が変遷。20代後半から30代はクラシックがメインだった。久しぶりの生演奏はアルゼンチンタンゴの巨匠アストル・ピアソラという作曲家の曲を中心に演奏していた。多分疲れから「眠りタイム」になるだろうと、予想していたが、眠るどころではなかった。素敵だった。会場が木に囲われたログの空間であり、こんな間近で、鮮明な音で演奏者の表情も含め手に取るように聴けたからか・・・感動している自分に気づいた。そのうち、目の当たりが熱くなり、涙がこぼれだした。音楽で泣いたのは久しぶりだ。4人が無垢に集中し、共鳴し、奏でるアンサンブル。純粋な姿勢とハートに感動したのだろう。4人の芸術家に感謝します。素敵な夜でした。
きれいな層、ボリューム感もしっかり出て、焼き色もOK.清家さんのデニッシュ技術もなかなかですが、これは何と言っても、生地づくりの成功がもたらす果実です。別府店に来られるお客様でHさんという方がいらっしゃいます。この方はフランスにも詳しいお方です。オニパンのクロワッサンは、フランスで食べたものと同じだ。とお褒めの言葉。まあ、話半分で聞いていますが、今日のこのクロワッサンは、相当いい出来だと思います。毎日の工夫と試食の結果、この間のオニパンの成長は確実。スタッフ(清家さん、川野さん)もママも充実感ありです。その中身は、粉への理解とミキシング・吸水量の調整。9年やってきて、今まで見えてなかったものが、この間の取り組みで(国産小麦や新メニューの開発)見えてきたようです。まあ、ちょっと、一安心。クロワッサン、お試しを。
営業時間 11:00〜16:00
定休日 火・水
(※祝祭日は営業します)