若いころに、弦楽四重奏を鑑賞したことがある。一時期クラシックの演奏会に通ったことがあった。歌謡曲から始まり、ロック、フォーク、労働歌・うたごえ、クラシック、ジャズ、ブルース、松田聖子と趣味が変遷。20代後半から30代はクラシックがメインだった。久しぶりの生演奏はアルゼンチンタンゴの巨匠アストル・ピアソラという作曲家の曲を中心に演奏していた。多分疲れから「眠りタイム」になるだろうと、予想していたが、眠るどころではなかった。素敵だった。会場が木に囲われたログの空間であり、こんな間近で、鮮明な音で演奏者の表情も含め手に取るように聴けたからか・・・感動している自分に気づいた。そのうち、目の当たりが熱くなり、涙がこぼれだした。音楽で泣いたのは久しぶりだ。4人が無垢に集中し、共鳴し、奏でるアンサンブル。純粋な姿勢とハートに感動したのだろう。4人の芸術家に感謝します。素敵な夜でした。
営業時間 10:30〜16:00
定休日 火・水・木(※木は予約販売受取のみ)
(※祝祭日は営業します)