お助け女神

今、オニパンに一人の女神がいます。窮地を助けてくれたその女神の名前は「ホエ」さん(ニックネーム)。

1月23日の土曜日から、ボランティアとして住み込みで働いてくれている女性。APUを卒業し、広島のパン屋さん、沖縄のコーヒー園、大分のパプリカ農園などで働き、ベトナムに帰国する予定でした。ところが、緊急事態宣言で無理となり、出発が可能になるまでオニパンで働きたいということで受け入れた彼女です。

この月曜日、畑作業や藪掃除をした私、その後夜になって左手に変調が。手が腫れ、火曜日に病院へ行って処方してもらうもののいまだに腫れは治まっていません。この、infoも右手で。左手は全く使い物にならない、さあ困った、どうしよう。

今日の朝、4時半よりホエさんに頼んで、すべての生地を分割してもらいました。私はその隣で、右手一本で丸目作業。立場逆転、でも従業員さんが来るまでに作業完了。事なきを得ました。

ホエさんが女神のように見えました。毎朝4時半より3時半くらいまで仕事をしてもらっています。かわいく元気な女子です。

スパイスカレーはうまい!

冬休みに研究したスパイスカレー、現在本格的に始動。金曜日は別府店で30円引きの金の市サービス品としてたくさん出しました。1時半ごろには完売したとの報告。嬉しいですね。食べた方はどう感じられたか。感想が聞きたいですねえ!

昨日、試食の意味で私も昼ご飯を食べた後でしたが、一個食べてみました。

うん、スパイスの香りがいい。おいしいと思いました。温めて食べたらもっとおいしいだろうと思いました。少なくとも前のタイカレーパンよりおいしい。

でももっとおいしくなれるだろうとも思いました。まずは第一歩。スパイスカレーパンの歴史が始まります。

一個210円です。お試しください。

オニパン別府店 祝7周年

この1月18日でまる7年が過ぎたオニパン別府店です。南高架商店街に移って2年が過ぎました。

オニパン別府店は移転後、立地条件の良さ(駐車場近く、買い物に行きやすい場所)もあり、北高架の時と比べお客様もたくさん来ていただいています。

北高架の時の5年間は、とても思い出深いものがあります。お客様が少なく、割引カードを発行したり、地域にビラを配ったりしました。また、卸の場所を求めて、病院なども訪問したりしました。その苦労のかいもあったのでしょう、色々と工夫ができるようになりました。

北高架のときの門構え(?)玄関。工夫を凝らした板壁や左官仕様。ドア扉も立派でした。今ではなくなった、ママのトールペイント風の木彫り。裏には陶板。苦労したけど、思い出が詰まっている北高架の別府店。濃い人間関係の商店街。

7年の月日の経つことの速さ。懐かしさ。

この北高架を引っ越す要因となった耐震工事。それが今回南高架でも始まります。この3月より。そして通りを挟んでワコーさんのお隣のスペースに半年ほど引っ越しをします。すぐ近くなので今までと同様にお越しくださいませ。

工房拡張

1月に入って、工房の拡張工事が始まっています。お願いしているのは、蓑原工務店さん。オニパンの工事はこれで3度目。とてもいい工務店さんです。

別府店のエクステリア(っていうんかな)が、とても奇抜なのは、すべて蓑原さんの提案。まさか、シャッターの外に板壁を作るとは、考えられない発想を平気で出してきます。困ったことがあれば相談すると、いろいろと引き出しから出してくれます。

知りあってほぼ8年くらいですか、今では二人の弟子を引き連れています。北高架の別府店と工房の拡張工事を行ったのが丸7年前。そして南高架の別府店を2年前。

蓑原工務店のやり方は昔ながらの伝統工法。専門的なことはわからないのですが、くぎを使わない組み立てをしています。

年がたって、ゆるみが出てきても補強できるとのことです。手間はかかるけれど、強い家ができます。住む人の立場で、暮らしやすい、使いやすい家を作ってくれます。早く出会っていたらなあ・・・と思います。

さて、2月くらいには完成して、新しい設備も導入します。折々帳にも書きましたが、4月からの新たな方向での準備です。

ころもち

ビールのあてにと、コスモスで横綱あられを買った。米粉菓子で綱をねじったような形。揚げているアレ。わかるでしょ。

食べていると、塩味がきついなあと感じる。アレはおいしかったのになあ・・・。そう、アレですよ。でてこん、・・・ころもち!

それなんです。ころもちはおいしかったのに!そういえば、工場にバイクで何度か買いに行ったっけ。今から20年ほど前。工場の中に入っていって、見本を見て、そこでどこそこへ送るために用紙に記入して…。いろいろと思い出してきた。そういえば、あまりにおいしいので、誰かに送ったっけ。ああ、娘の就職先の社長さんのところに3回くらい送ったなあ。社長さんからお礼の電話ももらったなあ。あの社長さんはいい人だったよ。何もわからない娘のためにいろいろと教えて、面倒を見てもらった。モーニングコーヒーが好きで、それが一番の楽しみだと娘が言ってたなあ。社長さんも亡くなられて10年近くなるかなあ。

ころもちのことを考えていたら、思い出が降り注いできた。う~ん食べたあい!

頼んだらすぐに届いた。お値段は昔のまま。2000円。この時代、通販でなんでも買える。20年前は、工場を探して奈良県へ行った。

いろいろと種類があるが、シンプルに「ころもち」が私は一番好き。一つ一つ袋に入れているのは量が少ないから嫌。

食べた!う~ん、昔のまんま。おいしいいなあ。食べた後、後を引くんだよねえ。また一つ!こうして、延々と続くから怖い。だから、小皿に4個と決めて、食べる。食べ終わたら、最後に一つと蓋を開けてまた一つ。

ビールがうまい!朝起きたら、コーヒーの時また2つ。一日が豊かになる。

だまされたと思って、ころもちはいかが~。10年ぶりかいや13年ぶりだ。パン屋を開いてから忘れていた。大分で食べる初めてのころもち。