オニパン愛?・・・!

本日6/19 12:00~13:00 中津市上如水「山望庵」駐車場 14:00~15:00 宇佐市江須賀265 江上トーヨー住器駐車場

移動販売のオニパン号はとても目立つようだ。宇佐市で見かけたという目撃情報をわざわざ湯布院塚原のオニパンカフェに来て報告するお客様。先日別府店で同級生のYさんと出会い、そのYさんは北浜の方でオニパン号と並走し、盛んに合図を送ったが気が付いてくれなかったとか。ママもこんなことを。「あんた別府インターからヤマナミに入ってしばらく上ったところの広くなった道路のわきで車止めて寝てるらしいな」「清家さん(スタッフ)が2度目撃してるで」。疲れて寝ているところを見られちまった。とにかく目立つ車のようだ。

以前、このinfoでも紹介したクボッチの話。西大分からOBSまで自転車で追いかけてパンを買ってくれた話なのだが、またまた似たような事件に昨日出くわした。

このオニパン号に出くわすと、何かめらめらと、胸に不思議なアドレナリンが湧きあがるよう。まさに理性を忘れ、尋常でない行為に走る。ちょっと失礼な言い方だな。本当はこれが人間らしい行為なのだと思う。私たちは、普段、妙に立ち居振る舞いに気をかけすぎ、かしこまっている。何が言いたいのか・・・。

実に面白い話だった。それが、私自身ほとんど知らない方(お店であったことがあるのだろうけれど、意識がない)からのお話だったんで。

彼女が車を走らせていると、気になる車を発見。見るとボディにあのロゴマーク。初めて見たオニパン号だけれど、すぐに正体がわかる。彼女は(なんでこんなところにオニパンの車が走ってるの?どこかにパンを卸してるのか、それとも販売?)オニパン号を追走する。

彼女は運転しながら、携帯を取り出し、後部に貼ってあるオニパンのQRコードを写そうとする。しかしなかなかうまくいかない。車を止めて、オニパンのホームページをググル。(移動販売をしてるんだあ。えっ、なにっ、これから森町で販売?なんだ、この近くかあ)みたいな感じで・・・・。このストーリーは彼女から伺った話を大まかにまとめました。

多分オニパン号追走から30~40分して森町へ到着した彼女。ほぼ完売状態の移動販売にやってきた。そこで私とお話するのです。嬉しかったなあ。こんな方がいてくれてるんだ。オニパンを愛してくれてるんだ。あのクボッチとおんなじだ。追走している時の気持ちが伝わってくる。そんなお客様、これからも大切にして、おいしいパンをつくるぞ~!と決意を固めたマスターでした。(しかし、彼女はどこのだれなの)

最後に、今売り出し中の「甘夏のデニッシュ」の画像。安形さんが作っています。70代の地元のおばちゃん。

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●本日18日 12:00~12:30 OBS駐車場 13:30~14:30森町836 空き地 ●明日19日 12:00~13:00 中津市上如水「山望庵」駐車場 14:00~15:00宇佐市江須賀「江上トーヨー住器」駐車場

しばらくデニッシュは「甘夏のデニッシュ」が主役となりそうです。暑くなってくるので、冷菓として、冷やしてお召し上がりください。

甘夏を求めて~佐賀関へのショートトリップ

本日移動販売(6月17日) 豊海4丁目九州環境管理株11:50~12:20 ROOTS HAIR駐車場12:30~13:20 城南東町5組山本様駐車場14:00~14:30 

18日 12:00~12:30 OBS駐車場 13:30~14:30森町836 空き地

甘夏のおいしさに目覚めた私。いろいろ調べると、もう甘夏の時期も終わり。そんなことみんな知っているのかも。夏のパンを考えながらたどり着いた甘夏なのに、残念。そこで、缶詰を思いつく。2種類ほど取り寄せた。とても高価。なのに、それほどの苦みもなく。あのほろ苦さが、夏に向いているのに。ママがお店で手に入れた甘夏の袋に宣伝の紙が入っていた。

裏に「佐賀関加工グループ 代表 都紀三子」と載っている。電話番号も!

恐る恐る電話してみた。「甘夏、まだありますか。パン屋ですけど。」すると最後の甘夏を3日前にとって、冷蔵庫にとっているとのこと。即、ください!と申し出て、水曜日に佐賀関へ。

佐賀関と言えば、私にとって、ママの実家の愛媛への橋渡しとなる佐賀関フェリーがなじみ深い。幾度となくフェリー乗り場へ来た。しかし別府方面からこの先へは行ったことがない。どんなところなのか、佐賀関。これは業務を兼ねた小旅行だなあ。楽しまなくっちゃ!

フェリー乗り場を過ぎてしばらく行くと、ミカンの直売所が。いろいろなミカンを販売している。しかも一年中らしい。とても素敵な女性がいろいろとミカンについて教えてくれた。そしてたくさん試食させてくれる。

甘夏に近い甘みと苦みということで、サンフルーツを購入。勉強になったな。

さて、美しい海岸線を進んでいく。ついカメラを構えたくなる景色。

この小さな船着き場の前に、小さな加工工場があった。

社長が待ってました。社長は、とても元気のよい、86歳の女性。海にかかわって、クロメの採集や加工、甘夏の加工などずっとやってきた方。仕事に誇りと情熱を持っている。由布院からパン屋がやってくるというので、気にかけて待っていてくださった。ちょっと考えられないほどの量を分けてくださった。尋ねるとミカンの皮のむき方も教えてくださった。本当に親切な方。いっぺんでファンになった。このミカンは、雨が降っているときにとったので少し水っぽいとか、これは晴れた時だから、甘みが強いとか説明してくれる。食べると、最後の甘夏と言っていたが、とてもみずみずしくおいしい!

甘夏はこんな風に鉄の包丁で全体をむく。そして皮をはぐ。ステンレスは滑るからダメと言っていた。帰りに刃物屋によって、同じ包丁を購入した。

さてさて、まさかこんな風に甘夏に深まっていくとは思いもよらなかった。来年から、甘夏シリーズがとても充実したものになる。来年からお世話になることに。佐賀関は愛媛の三崎などと同じような地形。ミカン栽培に適しているのだと風景を見ながら感じた。愛媛に負けないミカンを作っているのだ。

行きしに気になった「関アジ関サバ館」へ立ち寄る。海を見ながら「りゅうきゅう丼」を食す。りゅうきゅうは出汁につけているが、その他のメニューは注文を受けて捌くので、時間がかかるとのこと。新鮮ですなあ。

甘夏ソフトも購入。おいしい!甘夏が少し入っていた。夏はやっぱり甘夏ですなあ。

大きな甘夏。15キロくらいあるかな。冷蔵庫に入れておけば持つそうだ。早めに処理して、作れるだけ甘夏デニッシュをつくろう。ありがとうございます、都社長。来年もよろしくお願いします。お体を大事に。

再会

次回移動販売(6月17日) 豊海4丁目九州環境管理株11:50~12:20 ROOTS HAIR駐車場12:30~13:20 城南東町5組山本様駐車場14:00~14:30 

お店を始めてこの6月で14年。いろんな方との出会いがありました。数えきれないほどのお客様との交流があり、思いでも蓄積されていきます。まだ今ほどお客様が来ていなかった10年ほど前、OBSラジオの昼時の放送でオニパンカフェが紹介されたことがありました。初々しいラジオキャスターが来て、いろいろと質問されたりお店のことでトークしたりしました。背の高い明るい素敵な方。その方は、前もってホームページの折々帳なども読んでいて、準備されてるなあと感じました。オンエアーの時とてもドキドキしたことを覚えています。どんなふうに紹介してくれるのか。そして私の話し方はどう聞こえるのか。

とても良い中身の取材で、そのキャスターの話の持って行きようやお店の紹介のうまさに感動したことを覚えています。新米の方だったとは知りませんでした。

その後彼女は臼杵の観光課の方へ移り、持ち前のトーク力を使って活躍していました。以前よりイベントへの参加はあまりしていなかったオニパンでしたが、臼杵からのイベント要請「臼杵パンストリート」には、初回から参加しています。それも、彼女にお世話になったから、少しでも恩返ししなくてはという気持ちからでした。

昨日、オープンカフェでお茶をしていたお二人のお客様、長く座って楽しんでいました。ママも私もまったく気が付いていなかったんですが、そのお客様こそその彼女。自分から名乗りもせず、ママが突然大きな声で「あなた斉藤真歩子さんやあ~」と口にする。私もええ~っとなって。そこで、もう一度10年ぶりくらいで記念写真を撮りました。

大人になった真歩子さん。ぐっと落ち着いて、でも相変わらずの笑顔でした。来ていただいてありがとう。

拾いもん.貰いもん

次回移動販売(6月17日) 豊海4丁目九州環境管理株11:50~12:20 ROOTS HAIR駐車場12:30~13:20 城南東町5組山本様駐車場14:00~14:30 

昨日の移動販売、山望庵様にてとても良いいただきものがありました。販売を終えて帰ろうとしたとき、ふと目に入ってきた光景。

梅の実がたくさん落ちている!近づくといい香りが~!! 強い風が吹いていて、昨日今日あたりに落ちたものだろう。ほとんどのものがきれいなのだ。オーナーの須賀さんに聞いてみた。梅の実いただけますか?須賀さんは「家で必要な分はすでに採りました、持って帰っていただけたらこちらこそ嬉しい。」とのこと。 オニパンの梅の木は今年実を3個つけた。たった3個。ありがたい~!次のエンカフェの移動販売に間に合うギリの時間まで梅の実拾いに精をだした。

さて、これで梅ジャムをつくろう。そして山望庵に梅ジャムを使ったパンを持って行こう。きっと喜ぶだろうな。