米粉パンが進化していた

ここ数日、「はるみずき」の記事をInfoで紹介。パン小麦の進化を報告しました。外麦との比較において国産小麦の成長は著しいものがあります。追いついてきた感、相当なものあり。それは小麦の世界だけではありませんでした。

数日前、録画しておいたNHK「趣味どきっ」を見て、驚かされました。内容は「米粉パン」。最近、YouTubeなどで米粉パンの成形などの動画を見ることもあり、ふわっとした米粉パンを作るのはとても大変だなあ~などと思っていました。しかし、この趣味どきっで見た米粉パンの作り方は簡単!それというのも、鍵は米の種類にありました。

山形大学の教授が出てきて、その先生へのインタビューがすごいお話。パンとは無縁の教授の研究テーマは「いかにして米粉を膨らませるか」だったのです。その先生の専門は石油から発砲スチロールを作る方法。石油を膨らませて発砲スチロールを作ることが出来るのであれば・・・米粉を膨らましパンのようにふわっと出来るはず。そして、見事に成功。そのための成分を多く含んだ稲を開発しよう・・ということに。

そして品種改良されたお米が「ミズホチカラ」。そのお米は、パンを作るための米粉専用の品種!驚きました。グルテンのない米粉からふわっとした米粉パンが出来るのだ!!!今まで、私は米粉のパンなんて・・・と思っていました。なんで、わざわざ固い米粉パンを食べるのだろう。柔らかなご飯を食べればすむのに。パンが食べたいけどアレルギーで食べられないからとは思うが。

しかし、私の知らない間に世界は進歩していたのだ。ということで、新たに米粉パンに挑戦することにした。早速熊本製粉さんより、米粉パン専用粉を入手!なるほど、高額。希少価値だしね。それでは、お楽しみに。