地道さ

これから・・・と考えてしまう昨今。決意した途端に、ちょっとした波風で揺らぐ将来。これからどうなるのか、どうなっていくのかなあ・・・。不安。

第2工房を建てて、生産力アップ、過重労働軽減、あたらしい発想での取り組み等を考えているものの、足下がしっかりしてないからか、ちょっとした振動に揺れる大脳。

そんな流れる川のお椀状態で、帰路を急ぐ移動販売帰り。帰り道にある簑原さんちの新ワークスペース(?)に立ち寄る。これは以前にも何度か紹介した。

洒落たお寺のようなどっしりした建造物。木草舎(もくそうや)がここを拠点として、販売や交流、研究などをする。簑原さん(聡子さん)は一体どんな構想をもっているのか。・・・これは本日のテーマではないので置いといて。裏に回ると・・・・。

こんな物がある!五右衛門風呂!外には高崎山の絶景が展望。鉄平石を敷き詰めて、さかんをひょいひょいとやっている達人がいる。

毎日の作業をこつこつモクモク。左隅の人物、恒吉さん、84歳。見ていると、壁の縁にひょいっとあがり、土をぬる。考えられない身の軽さ。

簑原さんに聞くと、自分で勝手に好きなように作っているそう。恒吉さんにお話しすると、この風呂の横にかまどを作ると言っていた。

ただ目の前にあるすべきことをモクモクと。余計なことを考えず。地道に。