オニパンの食パン、食パンのオニパン

どちらのタイトルがベターなのか。本日大分合同新聞には挟まれている「もぐもぐ」という冊子の取材がある。もぐもぐさんは「クレセント」を第一に考えていて(パン屋の名物アイテム特集らしい)、私としては(食パンが売りなのに)と思い、食パンも載せてほしいと要望した。

現在食パンは5種類ある。オニ食、国産食、玄米食、ブドウ食、ユメ食。それぞれに人気がある。最近最もお値段のするユメ食なのだが、その注文がしばしばくる。自家製小麦をブレンドしているとてもレアな食パン。その素朴な味が好感を呼んでいるのか。開店当初からのご贔屓さんから、「あの食パンはヒットやったなあ。今まで食べた食パンで一番や。サンドにしてもうまい!」と大変な評価。

ところが、その小麦が底をつき、今月で終わりそうな状況に!それで、そのご贔屓さんには、「これから来年まで作れない」告げた。ぁ~なんてこった!

しかし、ふと一昨日、あるお客さまが来て、大変なことを思い出した。そのお客さまは、由布院の「束の間」という旅館で働いている人。その人と話していて、オーナーの話題に移ったとき、そのことを思い出したのだ!束の間の大きな冷蔵設備に、しばらく「ユメ小麦」を預かってもらったことを!!物忘れがひどい昨今、しかしそんな大事なことを忘れていたとは。

たしか6袋の小麦を収穫した。製粉したのはそのうち3袋だった。早速束の間の冷蔵室に行ったが、なんと3袋がちゃんと鎮座しているではないか!!!ぁ~なんてこった(涙)。

と言うことで、これからもユメ食パンは作れますよ!