法事と健康

突然の父の死で、バタバタと過ごした2週間だった。その2週間の濃い時間。仕事関係での課題、地域自治会関係での課題、そして葬儀関係からいろいろの後始末。役所に行ったり、会議に出たり。60代から70代に掛けてゆっくり出来るとの予想はしっかり裏切られ、まだまだやることは多いんだなあと感じる日々。

課題を逆手にとって、憩いのひとときに。ゆったりとした時間と心安まる景色。別府の青海というお食事処で、普段食べないおご馳走をいただく。母の13回忌、父のふた七日。高齢で亡くなると、法事も参加出来る人が限られてくる。亡くなった人の人間関係にもよるのだろうが、父の親戚関係は少なく、かといって母方の親戚も少ない。参加者は私の叔父と叔母。叔父も90歳。

美味しい料理!!!さすが値段だけある。手抜きが見えないし素材が新鮮。食べながら話しは叔父のいた長崎の戦前、戦中、戦後の話し。長崎の原爆、戦後の米軍キャンプの頃の仕事や当時の状況、給料や米軍家族たちの生活。こんなことが今の若い人たちには遠い話になって、忘れ去られて行くんだろうな。戦争の悲惨さや生活の大変さがまた繰り返されないために、もっと敏感に今の社会を見つめ直さねば。

息つく暇もなかった時間の中で、体は確実に退化している。まず歩くのにお尻や腰に痛みを感じて、まともに歩けない。ママほど酷くはないが、すこし変な歩き方になる。やばい、こうして歩けなくなるのか。運動せねば!

腰が痛いときは自転車に限る。そこで、久々にロードバイクに。と思ったところ、あのいつものバイクがパンクしている。すぐに修理できないので、亡き佐々木さんから貸してもらっているサイクリング用の自転車でいざ出陣。

いつもは別府霊園で引き返すのだが、体のことがあったので、距離を伸ばす。十文字原橋まで。1.5倍の距離か。しかし、鉄人佐々と言われた佐々木さんのバイクは、頼りなくていつものバイクとは大違い。つかれる~!!帰り道、体力がなくなっているのは確かだが、異常な疲れを感じ、自転車を押しながらのトレに切り替える。

それでもバテて・・・天気の良い草原の昼寝。10分ほど休憩してまた自転車に乗る。こうして15キロほどの距離を2時間半掛けて完走!でも疲れ果てた!帰って、しばらくして自治区の会議へ。夜の会議も長かった。さらに疲れたが、今朝も早い。4時から仕事だ。

そして現在(朝8時30分)。体は良くなっている!!!普通に歩ける!!!何があっても、運動は続けないといけない。気持ちも前向きになるしね。