木草舎に行ってみた(移動販売で)

昨日の移動販売はOBS、森町。そして大分医大へ注文の商品を届ける。移動販売で少しパンが残ったのでさらに知り合いの簑原さんのとこへ。以前ここでも移動販売をやっていた。

着くと簑原さんの奥さんがいつものように糸鋸を使って作業中。毎度真剣そのものだ。パンを見てもらっていたら、通りがかりの女性が「オニパンさんだ~!」と駆け寄ってきた。たくさん購入してくれた。

さて、簑原さんの木草舎(もくそうや)のことは以前Infoで書いたことがあった。中川政七商店の本を紹介してくれ、オニパンブランディングを考えるきっかけとなった件。木草舎は現在東京のデパートなどへも商品を卸している。例えばこんなものを作っている。

これらを簑原さんが中心となり子育て中のお母さんが参加して製作しているわけだ。その製作過程を見せていただいた。

私はとても不器用なのでこんなものを手作りで出来るものなのか半信半疑だった。しかし簑原さんは全て手作りだと言って見せてくれた。

まずはこの端材に型紙でかたどった犬の絵を糸鋸で切り取っていく。これは集中力がいりそう。

切り取れた!これを磨く。

磨くのはこの自動サンダー。

多分紙やすりなども使って丁寧に磨くのだろう。そしてクリアなラッカーで塗装。

ただの飾りにするのではなく、日常の生活用品として作ることが大切だ。そうしないと売れないだろう。だから、どんなものを作るかはどんな場面で使えるかという発想力が商品にとって一番大事なのだろう。ただかわいいのではなく、使用価値があること。

何の変哲もない端材を使っている訳ではない。

よく見ると木目が細かくそれが美しい。杉は杉でも150年もの!驚いた!高いだろうなあ~と思ったが違うとのこと。特殊なのであまり商品として使えないらしい。だから・・・・

簑原さんちの物置はこんな立派な材が一本柱として使われている。知人の大工さんが「やるわ」と、持ってきたらしい。

簑原さんちの愛犬「まる」ちゃん。

猟犬の女子だ。怖げだが、かわいい。はじめは私に吠えていたが、何度も行くので、今では喜んで寄ってくる。そのまるちゃんの立派な犬小屋には・・・

こんな表札が。糸鋸技術すごいなあ~!