独自性、廉価性、高い惹きつけ度(アートだ!)

由布院に卸にいく。ゆふいんバーガーハウス。あれれれ~!!やりましたね。と思った。バーガーの社長はかなり変わった方。というと、すぐさま、「それを言うならオニパンさんの方だろ」と言われるに決まっているが。それにしても、今回はその「変わり方」の正体がわかった。

社長は、自分のある人なのだ。独自性、オリジナルといえばいいのか。10数年自分のバーガー屋を自分のセンスで作ってきた。どこにもない自分のセンス。

以前、店内飲食のログ風ハウス入り口の横の壁が真っ白に塗られきれいになっているので、「どうするつもり」と聞いたことがあった。彼は、このままで写真を撮る場にしてくれてもいいしみたいなことを言っていた。そのうち、壁に棚が出来て、かわいい花を飾っていた。お~ヨーロッパ風にしゃれてるなと思った。そこで終わると思っていた。それが昨日の現場を見て、まあ驚いた。

この右側の白い壁の飾り。なんじゃあこりゃ~。一瞬戸惑うが、なんかかっこいい。あの黒い物体は~あああ!これは、バーガーではないか!

すごい!アートだあ!その上には、控えめにきれいに英語で店名。2007年から営業。かわいい自転車の爽やかなライトブルーと茶色のシート。ひだりの迫力のバイクとのコントラスト。

これは、私には到底マネできる代物ではない。すごい、社長は変人ではなくアーティストだったのだ(それでもオリジナリティがきついのだが)。

私が彼をたたえる点は、ほかにもある。以前より似たもの同士っていう匂いを感じてきた。それは今言ったアート性ではない。それは、廉価性。つまりやすく仕上げるという点。このアートもけっして高いお金を使っていない。近くで見てなんじゃこりゃ~だった。

どこから拾ってきたのか、鉄のパイプを押し曲げて、バーガーの形を。

店名タイトルも安い木をくりぬきそれをペイント。遠くから見ればスチールの高価なものに見える。しかしこれをこんなにきれいにくりぬけるのはちょっとすごすぎ。もしかしたら、プロに頼んだのかも。いや、社長がそんなことするわけがないなあ。