オニパン宣伝~「おいしさの起源 …自家製・手作りの探求」

タイトルはちょっと恥ずかしいのですが、やはり自信をもって広げなければ。誇大広告ではありません。いつもそのことを心掛けて仕事をしています。

これから何回かに分けて、オニパンの秘密を公開していこうと思っています。その集大成として、別府店に展示みたいなことを考えています。知ってもらって、買ってもらうことに繋げようかと。

第一回目 手作りカレー編

開店当初よりカレーフィリングは手作りです。ただ、ずいぶん中身は変わってきました。カレーは大好きなのですが、何せ料理はへた。だから、自分で作ったカレーパンを食べても全くおいしいとも思えない出来でした。悩みつつもどうしたものか・・・。そんなときAPU(立命館アジア太平洋大学)のイベントでタイカレーを食べました。オニパン開店して2年目くらいでしたか、初めてのアルバイト生であったタイ人の「タっくん」のお誘いで。これはうまいなあと思いました。ポイントはココナッツミルクとグリーンカレーペースト、そしてナンプラー。自分で作った料理で初めておいしいと感じた手作りカレーでした。

しかしそれを10年ほど続けてきて、ここ1年ほどはスパイスカレーにハマり、方向を変えようと思い立つ。そして現在はスパイスカレーでカレーパンをつくってます。

今朝の一コマです。カレーを作る際、クミンシードやニンニクを油で炒めて香りをつけているのですが、そのカレーの味を落とさないためにいったん小分けし冷凍します。当日作る分量だけ、このように鍋で温めます。

そのカレーに、オリジナルで作った7種類のスパイスのガラムマサラを入れ、あたためます。こうするとその香りはまさに生き生きと香り、厨房全体が幸せのアロマに満たされます。こんな風に毎回毎朝カレーフィリングを作っています。