大仏温泉に行ってみた

以前より行ってみたいと思っていた別府の「大仏温泉」に行ってみた。

ここは、オニパンカフェのお客様であり、高校時代の同級生の山村さんが経営している温泉。彼は「別府八湯語り部の会」の会長をするなど、別府観光関係に通じた人。先祖代々伝わる家の建て替えを機に温泉をつくったそうだ。

なぜ大仏なのか。それは、以前この近くに日本一大きなコンクリートの大仏があったからだ。野口(地名)の大仏って言えば、有名だった。私も子どものころ遊びに行ったことが数回ある。中に入ることができて、地獄の何たらっていう呼び名の真っ暗な道があり、とても怖かったことを覚えている。この大仏にあやかって名をつけたそうだ。

源泉かけ流しである。この源泉が一工夫されている。別府温泉は熱くて有名。だから、各地区にある共同経営のお風呂は、ジャンジャン水を入れる。そうしないと熱くて入れない。だから薄め温泉。しかしこの大仏温泉は山村さんが考案し実用新案特許を取っている「檜製温泉冷却装置」が施されており、全く薄めずに源泉で入ることができるのだ!

この冷まされた温泉の温度は40~41度。ちょうどよい湯加減。10分以上入るのがいいと言われ、その通りにすると、汗がたくさん出る。こんなに汗をかくことはないほど首の周りから汗がしたたり落ちる。これって、すごい代謝だ!汗腺に詰まった不浄なものもたくさん排出されるだろうし、体にすごくよさそう。

清潔感のあるきれいなお風呂。家族湯。隠れた穴場。一人600円、800円。空いている。予約が必要。

私はこれからちょいちょい利用させてもらおうかと思った。

言い忘れがあった。泉質は面白いと思う。堀田温泉の源泉と鶴見の源泉が混じっている。単純温泉ではあるが、かなり含有成分が多く、特にメタケイ酸がたくさん含まれている。だから入った時もつるつる感があるし、上がってから肌がもちもちしている。かなりいい泉質!おススメです!それから、効能が少し変わってた。普通筋肉痛や神経などに効果みたいにかいているが、大仏温泉は鬱だとか神経性の気分にかかわるようなものに効果あり。癒やし湯だな。

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