今朝の面白い電話のやりとりから、木曜日の夜に観た演劇を思い出しました。疲れ切った体で睡眠するかなあと思っていたわけですが、あにはからんや、大笑いの連発。脚本が山田洋二さん。それを前進座が上演。歌舞伎なども上演する前進座ではありますが、いつ観てもわかりやすく面白い劇をやります。時代は江戸時代。長屋の住人をメインにストーリーが展開。貧しくも明るく、苦労を乗り越えながら日々の暮らしを楽しむ人情物。これを観て家にたどり着くと、ママが同時に観ていたのがBSでの「遥かなる山の呼び声」山田洋二原作。別府と塚原で山田洋二原作の演劇と映画を観ていたことになる。山田洋二さんは人間のとらえ方があたたかく、つらく悲しい人々に寄り添い、そしてラストには必ず一筋の希望を与えてくれる。あるいは、人間って捨てたもんじゃないという感性をほのかに感じさせてくれる。さあ、負けてられないなあ、明日もがんばろう、って気になる。
朝の電話の方、一緒に畑をやっている知人。病気も大変で、普段より心配している。しかし、一番畑も頑張っている。弱気になるどころか、一年一年を真剣に生きてる。ちょっと寅さん的なところが面白いなあ。
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