参りました。

発想とかは、現実をリアルに見て、そこから可能性を探究することが大事なのでは。むずかしげに書きましたが、その現実が、自分の思い込んでいる現実と違うと、結論が違ってきますよね。まだまだ、むずかしくて、言いたいことが伝わらない・・・何が言いたいの・・・

さて、昨日は移動販売の帰りに、大工の簑原さんとこの、工事現場に立ち寄りました。

伝統工法で建てられている、みんなの夢が花開くスペースです。どんな使い方になるかは、これからのお楽しみ。主催者の「木草舎」(もくそうや)の簑原聡子さんが描く夢を私も楽しみにしているところです。

昨日は、この現場に立ち寄って、大変衝撃を受けました。聡子(あきこ)さんと話していて、私が70歳になっていることを知り、「へ~、日浦さん70歳だったんだ。もっと若いと思ってた。」と。そして、「でも、うちの現場で働いている左官屋の恒吉さんは、84歳ですよ。日浦さん、まだまだ、若い!」と。

げ~!84歳で、左官を朝から夕方までやってるの~!!腰とか肩とかどうなってるの~??ありえない~!!

この家の白壁も恒吉さんが一人で・・・!!!げげげ~!!!

私は、ナンとしてでも、会わなくっちゃ!と現場へ。

やってます!やってます!重たい泥を練ってます!

いいお顔!!ハリが違うなあ~!!言葉も頭もしっかりしていて、聞くと「ちょっと、こしがいてえなあ。」と。「何歳から働いているんですか?」「16歳からだよ。」・・・え~68年左官をやってるのかあ。すげえなあ・・・。

もう感動しかありません。この現実。この現実は、私の描く自分の80歳の予想現実と違いすぎる。驚きと喜びと入り交じる嬉しい誤算。

(簑原さんが撮ってくれました)

簑原さんご夫妻。