健全な精神は・・・

健全な肉体に宿る・・・と言う言葉に一理あると思っています。モヤモヤ、イライラ、ムカムカ、ウダウダみたいな気持ちも、熱中して汗を流すと案外スッキリ、サバサバ、フワフワ、キラキラな心に。

忙しいと後回しになる運動。とりあえず残務を整理し、テキパキと処理が進み、気持ちにも若干のゆとりができ。この3日間、意識的に体を動かした。

月曜日、三ちゃんと散歩。遠くまで。火曜日、ロードバイクで父母の墓まで。そして水曜日、またしてもロードバイクで父母の墓まで。

水曜日は父母だけでなく同じ霊園内にある祖父母の墓へ。

私は訳あって、祖母に育てられた。その祖母が亡くなって、32年が過ぎた。ありがとうばあちゃん、4歳から高校生まで。

さて、そんなプライベートはどうでも良いが、帰りのコースは思い切って挑戦することにした。いつもは616号線。それでも結構きついのだが、旧道が大分自動車道沿い616の反対側に付いている。その細い旧道にホンマにホンマにきつい坂があるのだ。もう4、5年通っていない。と言うのも、自信がなくなったからだ。

しかし、先日オニパンへ久しぶりに岩尾さん家族(旦那、妻、息子小学生)がやってきた。岩尾さんはなんと、現在競技場をまわる何キロかの全日本チャンピオンだとのこと。10年近く前から知っている人だが、そこまで上り詰めたとは。その奥さんと子どもさんが例の旧道を通ってサファリからオニパンまでやってきたと話していた。ええ~っ、奥様(かわいらしい感じ)があのコースを!足をつけずに登り切ったと!息子さんはもち無理だったと。岩尾さんも「よう登れたなあ」と、奥さんを褒めていた。

これがその旧道。ここはまだ序の口。写真を撮るために足をつけた。周りはこんな感じ。

ここに来るまでに産廃施設があるが、その施設から登りが2キロほど続くか。しかし問題はこの先。グランベルデ・リゾートが新しく作られたが、その辺りまでが急登となる。立派なサイクリストたちは「おお、楽しいぞ~」みたいな気分で鼻歌交じりに登るのだろうが、私にとっては生き死に状態の闘いとなる。しかし、絶対足をつけないぞと心に決めて突入。

おお!4年ぶりか!なんとか登り切れた~。

健全な精神になっているかどうかは疑問だが、こいでいる時は全くいらんことは考えてないよな。それで生きていけるんだから、まあ大した問題でもないこと気を煩っているってことなのだ。あ~体を動かすってことはいいなあ。気持ちいいなあ。自信が出てくるなあ。