390Green Soup

金曜日の移動販売の途上、「390Green Soup」に立ち寄った。この店は、以前オニパンで働いていた山本君の立ち上げたお店だ。スープのお店をすると言って、オニパンをやめたのだが、なかなかその後の情報が入ってこなかった。

木曜日に突然送られてきたメール。山本君からの状況報告だった。苦労を重ね、なんとか開店一年で軌道に乗ったとのこと。とても驚いた。すごい!がんばってたんだ!

大したものだ。いろんなスープを作っている。インスタを毎日発信しているとも言ってた。インスタを覗くと、すごい、すごい。私には出来ない。凝り性のタイプだったが、これぞと決めると一直線のところがあった。京都に憧れのバリスタがいるとかで、わざわざ会いに行ったり・・・。ちょっと心配な面もあったが、苦労を重ねる中で、人間的にもずいぶん成長したようだ。とにかく一生懸命。それがずっと続いているから安心。お客さまに向き合い、誠実に美味しいスープを作ることを心掛けているとの山本君の言葉が心に残った。

彼のインスタにあった文章を引用しよう。

『今日は久々スープとは違うお話をしたいと思います。
昨日昼過ぎお店のドアが開き
お客様がいらっしゃったかなぁ〜と思いレジへ向かうと
「山本く〜ん」
と私を呼ぶ声が聞こえてきました。
そこに居たのはなんと”湯布院塚原オニパンカフェのマスター”でした
実はその前日に私からマスター宛に開業報告のメールを出したんです
※開業してもう一年半も経つのに今更ですが
マスターと会うのはもう 10 数年ぶり
それでもマスターは老いることなく
むしろ以前より若々しくイキイキしてるような気がしました
やっぱり人生やり甲斐のある仕事をしていると、
自然と若々しくなっていくのかな
スープとの出会い
そしてスープ屋さんになる事を決めたのも、
オニパンカフェがあったおかげです‼️
オニパンカフェの賄いでママ(マスターの奥様)の作る
体に優しいスープとパンを毎日食べて感動した事が
私がスープ屋さんを始めるきっかけでした。
その想いは 10 年以上経っても
変わる事なく
ようやく 1 年半前
390GreenSoup を OPEN 出来ました
昨日は大分市まで移動販売に来ていたマスターと少しだけお話をさせて頂きました。
私も開業当初の苦労話や
今こんなにいっぱいお客様が来てくれてるんですよっ
なんて話を少しさせて頂きました
最後にマスターが開業祝いにとオニパンの天然酵母食パンとデニッシュをプレゼントしてくれま
した
オニパンの食パンは袋を開けた瞬間
小麦の香りが鼻いっぱいに広がり、
食べると天然酵母の旨みが口いっぱいに広がります
高級食パンのような強い甘みや雑味がなく
うちのスープとの相性は抜群でした
マスターは当時
「うちの食パンは毎日でも食べられる素朴な食パンなんだよ」
と、おっしゃられていた事を思い出しました。
いろんなパン屋さんを巡ったけど、
未だオニパンカフェの食パンを超える食パンに出会った事はない。
パンへの愛が味に出ている気がします
私もそんな愛のあるスープ作りに日々精進していかねばと心に決意した
そんな一日でした
湯布院に行った際はぜひ
塚原オニパンカフェへどうぞ』

オニパンで働いたことが、その後の人生の役に立っていることを知るとき、オニパンカフェを始めて良かったなあととの思いに浸ってしまいます。お店の役割の一つなんだと思います。お客さまだけでなく、従業員・スタッフも大切な人たちなんだから。