科学的思考について

パン屋をやっていると時々理科室で実験を重ねる研究生になったような気になる。私は子どもの頃から、理科が好きだった。間違って文系に進んでしまったが。高校生の時、自分を変えていかないと生き残れそうにないと悩み苦しんだ。ほとんど病的に。大学に行くのだったら、自分の苦手なことを学ぶ方がいいのではと、進路を決めた。高校時代一番好きな学科は生物だった。のに。

パン屋はほぼ毎日、理化学の実験の積み重ねといえる。発酵自体は生物学。温度、湿度、ガス量、焼き色、成分の効能・・・。焼き色はどうすれば良いか等は、単に燃焼温度だけの問題ではなく、生地に含まれる成分によって変化するわけで、メイラード反応やキャラメル化反応などの違いもあり、むずかしい所です。生地の扱い方も、伸ばしたり丸めたりすることで、パン生地がなめらかになったり、大きく膨れるようになったりで、それにもちゃんとした理由があります。

現在読んでいる本は、私の科学的嗜好を刺激してくれます。

この本の中に「科学とは仮説を立て、検証し、真理に限りなく近づく学問」とあります。「全てを疑え」という弁証法的唯物論の言葉がありますが、「これはこうなんだ」と言い切ってしまうことは科学的ではありません。吉森先生(この本の著者。彼はノーベル賞を受賞した大隅教授との共同研究者)は、全てのことが、「今のところ」の真理だと言われている。

パン作りの中で、どうしてこうなったのか(よく失敗するので)を考える場合、先ず仮説を立て、それを検証するために、どう実験すれば良いかを繰り返す。

現在模索中です。

さよならイナトカ💧

先日「さよならきなこ丸」の記事を書きました。今回はイナトカです。ただし、それは来年までの話。ついに、安納芋が底をつきました。多分今週で終了となります。

今年度の安納芋の収穫は80キロと書きました。ただ、内容的には40キロあったかどうか。というのは、芋の内容があまりよくなかったからです。連作障害というのがあるらしい。だから今回は植える畑を変えようと思っています。今月の中旬に苗が100本入ります。

今年生まれて、ゆうわくワイドにも出させてもらって、いい思いをしたイナトカでした。来年もよろしくお願いいたしま~す。

今日はこどもの日 昨日はオープンカフェ盛況

天気のよい日はオープンカフェで、爽やかな塚原の空気を体感してみては。オープンしたばかりの「オートビレッジ」にお越しのお客様が何組かオニパンへ来店しました。口々に、塚原の自然は良い!と。でしょうね、だから私たちは塚原暮らしをしているんです。今の季節の塚原は、大気がピリリとして、朝の空気が格別なのです。オープンカフェでコーヒーは如何でしょう。

晴れた空の青に、緑や赤も加わって。

森の中のオアシスのような。

いいですねえ。心安らぎます。

GWみどりの日。オニパン畑の道路向かいは・・

ゴールデンウィークの山場ですね。湯布院盆地はきっと大変な人混みでは(行っていないので?ですが)。塚原は毎年人通りなんて関係ない。歩いている人もいないくらいの寂しさです。車は通るけどね。しかし、今年は多少の変化があります。オニパンカフェの店舗から50メートルくらい北側、ちょうどオニパン畑の向かい側が広いオートキャンプ場になっていて、昨日よりオープンしました。昨日、そのオートキャンプに10数台の車がいて、テントも張り、火をおこしたり、バドミントンやキャッチボールをする人々が。塚原も様変わりするのかなあ。

オニパンの周りの家も4年ほど前に一軒増えましたが、今年はさらに3軒増えます。塚原は今注目の地かな。

OBSにて一人カフェ・・そして

毎週金曜日のお昼はOBS。移動販売を4年。考えてみれば、たいしたものだ。移動販売は、スタート当時から縮小したものの、金曜日に関しては雨の日も風の日も雪の日も欠かさず続けている。私に会いたい人は、金曜日のお昼にOBSに来ると良い。オニパンソングのもと、必ずいるから。

12時より1時頃まで。ただ、12時半を過ぎるとほとんどお客さんが来ない。そこから、私の昼食が始まる。昨日は、ご飯を食べた後、一人カフェをOBS正面玄関で。大胆不敵。

厚かましく玄関屋根の中まで車を乗り入れている。その傍らに、テーブル。よ~く見ると何やら乗っているぞ。

コーヒーと食べかけの「甘夏のデニッシュ」!気になる商品を時々食べる。この新作、なかなか売れない。味が気になる。美味しいはずなのに、なかなか売れない。今日はこれを使って、一人カフェだ!

がぶり。う~!!うまい!!生地の厚み、食べ応え満点。そして甘い紅茶カスタードが口の中に広がる。さらに食べすすめる。真ん中の甘夏は砂糖漬けしているのだが、爽やかな酸味も残り、後味がよい。小さく見える商品だが、なかなかどうして、ボリュームがある。おいしい!絶対おいしい!アップルシナモンやりんパイとは違う爽やかなデニッシュだ。この味を知ってほしいなあ~。

さて、食後の散歩。と言っても、数メートル歩くと、素敵な木陰。

OBSの駐車場には、この木がたくさん育っている。暑い日差しには助かる木陰だ。すでに白い花が咲いている。詳しく見ると・・・ああ、こ、これは!!!ヤマボウシの木だあ~!!!

素敵な木だと以前から思っていたが、こんな風に木陰を作ってくれるのかあ。なんでこんなに驚いているのかって?というのは・・・

第2工房に植えている2本の植樹が同じヤマボウシなのだ。早く大きくなってほしいなあ。素敵な木陰を!それと、ヤマボウシはおいしい実もつけるらしいし。

話は植樹に続く(一人カフェはどこ行った?)。ついでにお話しすると、第2工房にもう2本一昨日植樹した。造園屋さんからいただいたレッドロビン。近くの場所に無造作に植えられていたのを、工房の傍に移動したのだ。

この2本。しかに食べられないために、しっかりネットも張った。この4本の木が大きくなるのに4~5年はかかる。楽しみだ。