パン屋は憧れ

昨日の移動販売でのお客様。先々週の販売でも来られた。ちょっとしたお話から始まり、深いお話へ。日々の仕事として、もしパンが作れたらどんなに楽しいだろうかっていうお話。お客様はパン作りが好きで、自分で酵母も育てているとのこと。パン教室へも。わかるな~私もそうだった。

小麦粉に一定の材料を加え、酵母を入れミキシングする。不思議ですよね~発酵が始まり、ガスが出て、生地が膨らんでくる。オーブンに入れ焼成。するとさらに大きくなり、焼き色も美しく・・・。いい香り。食べると「おいし~!!」自分で食べ物を手軽に作り出せる喜びは、パン作りの魅力ですね。

それが商売、生業となるとちょっと違ってくる面も。何度も何度も書いてきましたが、労働時間、売り上げ等、諸処雑多な問題が絡まってくる。しかし、それでも、パン屋はいい!

先日のアースデイ中津で知り合った若者(43歳夫婦)のパン屋さん。いろいろとお話しした。同業なので、つい大変さの交流になる。何時からどんな風に仕事をしているかとか・・・。何気なく撮ったパン屋の看板にしっかり書かれてある、営業時間。

7:00~19:00。

これを毎日続けていくことを、想像すると・・・。彼のお話では、1時から仕事を始めるとのこと。奥さんは5時から。彼は13時に休憩に入り仮眠。16時に再開。そして19時クローズ。

休みの日だって、いろいろと準備はある。買い出しとかも。

こういう苦労は、リテイル(小さな個人の)ベーカリーの場合普通のお話。これをどう解決していくか。それは、私の課題でもあり、社会的な課題でもある。

優しくあったかな夫婦だったなあ。ミルクティーを2杯くれた。子どもさんもいるとのこと。現在5年目のパン屋。近くに行ったら(中津市・大貞)寄ってみてくださいね。