昨日アップした3種の食パンの味見を早速してみました。まずその3種の食パンの内層等について少し触れておきます。
左からハルミズキ100%、ハルミズキとユメチカラのブレンド(半々)、一番右はハルミズキとミナミノカオリのブレンド(半々)。
生地の色相は、ハルミズキ100は色が茶っぽい。全体として、今ひとつ。製粉歩合(歩留まり)をもっと低くする必要あり。50%残したとのことですが、それでも、この色。小麦の生育が悪かったのでしょう。
となると味の方も雑味が多くなってきます。ハルミズキ100は雑味が多く(アクや味の濃さが強い)後味が良くないです。ユメチカラやミナミノカオリをブレンドした方は、かなり食べやすくなっていました。
それにしても、商品として売るとなると、少し迷ってしまう感じ。私としては、ユメチカラとのブレンドが生地もシットリして引きが良く好きです。
この小麦の出来だと、歩留まり40%くらいにしないと商品にならないと感じました。少し専門的なお話になりましたが、こんな風にオニパンではいろいろと小麦の製パン適性など実験してよりおいしいパンを作るために努力しています。
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