たかがクープされどクープ

本日の移動販売は祝日のためなしです。明日は11:50~12:30 OBS駐車場 13:30~14:30 森町836にて行います。予約注文受付中です。お電話で。0977-85-5214

フランスパン(バゲット)のクープは、パン屋さんにとって厄介な代物です。なんせ目立ちますから。数ある商品の中で、バゲットは食パンと並んでパン屋のメイン商品。特にバゲットを象徴するクープは隠しようのないもの。それがきれいであることは、そのパン屋さんの実力のバロメーター的なものみたいな。ずらっと並ぶバゲットの美しさで、お客さんも何かウキウキしてくるような。(パン屋さんに来たぞ~)みたいな気分に。

恥ずかしい話。私がオニパンをスタートさせた当初のバゲットのクープは目も当てられないものでした。

恥ずかしながら14年近く前のバゲット。当時の私の力量です。

そしてつい先日、大分医大近くのパン屋さん「コヅチ」さんの夫妻がオニパンにやってきて、バゲットのクープについて語り合いました。そこで、コヅチさんが言っていた「私は深くクープナイフを入れる」という言葉が耳に残っていて今日はいつもより深めにクープを入れてみました。すると、どうでしょう、確かにいつもより迫力のあるバゲットになりました。

我ながら見事!エッジが立っています。パン屋同士で勉強しあうのはいいことですねえ!