性能実証 ホイロくん

果たして実用できるのか?使い勝手は? 

パン屋にとって手際よさ、使い勝手などが大切な要素。果たしてそこんとこは?

昨日届いた電気コンロ300ワットで1時間。するとホイロ室内は32度に上昇。外気温は4度。

パン生地を入れる段階で大きなフライパンに半分ほど水を入れ3分ほど沸かすと70度ほどのお湯に。それをコンロの上に乗せる。

しばらくするとホイロ内は湿度が上がり、窓は曇った状態に。入れた生地はドーコンと同様に1時間半の2次発酵のタイムを取る。そして、オーブンで焼成した。

おお!出来栄えは、ドーコンと全く変わらず!手間はフライパンに水を入れ3分沸かしただけ。生地のホイロ終了まで全く何も手を出さず。300ワットコンロはお湯を沸騰させず、ゆらゆら湯気を立てるだけで、数時間はお湯も持つだろう。

昨日まで使用していたサーキュレーターは必要ないと判断し取り出した。だからコンセントにつなぐプラグはコンロのみ。電気代は1時間でほぼ10円。やし~!うれぴ~!

さらに付け加えておくと、32度に上がって15分ほどコンロの電源を切った。そして室内の温度を見ると、ほぼ変わっていなかった!上田家具製作所の気密性・保温技術の高さは大したものだ。

自作ホイロくん」、実証実験でその高い実用性が裏付けられた!これってどれくらい値打ちものなのかなって…すごいんじゃないですか。