寒くない塚原です。雨が降りそう。この間造作した「冷蔵小屋」の床部分が少し低く先日の雨で床上多少浸水。何とかせねば。

 さて、噂の総菜パン。今日も作りました。作り方がほぼ決定です。玄米生地をおいしく食べるためには、しっかり焼くことが大事なのですね。旨味、香りは生焼けではでてきません。しかし、しっかり焼くと生地が固くなる。この矛盾を解決するためにとった策がうまくいきました。それは、玄米生地によく合う太白ごま油の使用。太白ごま油とはゴマを生のまま絞った油。体的にもよい油です。無味無臭と言われています。しかし、焼いた玄米生地につけると、あら不思議、玄米生地が口の中で甘く旨く変わっていきます。ごま油に少し塩を入れたほうがいいようです。バターでは玄米生地の旨味はでません。というより、バターの味が先行して。

この太白ごま油を生地に塗り、総菜を載せてオーブンへ。すると生地は柔らかに焼き上がり、太白ごま油が玄米生地の旨味を維持・引き出す役割を果たします。

「まんぷく」っていう朝ドラがありましたね。満平さん(長谷川博己)がインスタントヌードルの開発のためにいろいろと考え実験していましたね。大切なことは、目指すものがはっきりしていて、それに向けて努力すること。「さすれば坦々として道は開けん」です。ぜひ総菜パン試してみてくださいね。