先週、コースケと初めてのコースを散歩しました。それは、ムケンヤマのあまり人が入らないところです。ちょっとゆったりと、足を延ばして、探検っぽく散歩をしてみたくなったからです。草原から林のような木々が生い茂った場所までやってきて、ちょっと薄気味悪かったけれど、中に入って行きました。その時、足元に何か固いものがコツンとあたりました。「あれっ」と、足元を見ると、「うわっ、なんだこりゃ。」そこには、大きな鹿の角が。あまりに見事なので、家に持って帰りました。
汚れをとって、磨きました。「ふ~ん。見事!すげ~。」大阪にいたとき、お囃子をするために、鉦や撞木(しゅもく)を買いにいったりしました。コンチキチンと鉦(かね)をたたく、ばちを撞木というのですが、それは菜箸の先に鹿の角がついたものです。
鹿の角はとても良い鉦の音を引き出す素材なのです。小さな2~3センチほどの鹿の角がついた撞木で2千円ぐらいしていました。大きな鉦をたたく5~6センチほどのものは5000円はしたでしょう。私が拾った鹿の角は、はるかにでっかいものです。値段にしたら数万円はくだらないでしょうねえ。
どうです、見事でしょう。
これを、知り合いに見せたら、「この鹿の角は、3段の角になっている。普通2段くらいやけど、これは立派!」とほめてくれました。
塚原って、やっぱ、すごい所だと再認識。
私はこれで、帽子掛けをつくろうと思います。次回の折々帳で報告できたらとおもっていますが・・・。
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