だいぶ端折って書いたので、状況がわかりにくいとは思いますが・・・。先ず、クロダマルというのは、高級な大豆のことです。その黒大豆を使って作ったのがこのきな粉。色が、普通のきな粉と比べると、黒ずんでいますね。価格は2倍します。社長は実業家です。本来は農家の方です。6次産業をやっていて、生産から商品化まで手掛けていて、クロダマルの羊羹や餅粉のういろう、米粉パスタなどアイデアを駆使して商品を作っています。きな粉を作っているので、私がパン小麦の製粉で訪れたのをきっかけに、「きな粉パンをつくって売ったら」と話を持ち掛けたのでしょう。私の方は話半分で聞いていました。すると、翌日、「どう、きな粉パンできた?」との電話。驚きました。たまたま試作品を作ろうとしていたので、「今から作ろうと思っているところ」と電話を切りました。作ったのがこの写真のもの。食べると、なんと、おいし~い!のです。社長のアドバイスもあり、その通りにして作りました。温度低めの油で焼いて、きな粉をつけました。パン生地はメロンパンなどの生地。まず、白焼きで195度8分。そのあと油で焼いてきな粉をまぶしました。パン生地がとても柔らかくおいしい。そしてクロダマルのきな粉が深い味わいでおいしい。生まれて初めてのきな粉パンとしてはかなりグッドです。学校給食で「きな粉の揚げパン」が一番好きでした。多分多くの方が大好きなはず。しかし、オニパンでは油控えめで、フライヤーの設備もないし、揚げパンは今までしたことがありません。カレーパンも焼きカレーパンだし。しかし、油少な目で焼いたこのきな粉パンなら、すぐできるし。これから、きな粉パンの新メニューも実現できそうです。
営業時間 10:30〜16:00
定休日 火・水・木(※木は予約販売受取のみ)
(※祝祭日は営業します)