18歳のころからバイクのお世話になってきた。通勤、遊び、趣味と車以上に活躍してきた。バイクなしに私の人生は語れない。ただ乗っていただけなので、深~いものは持ち合わせてないが。テクニック・・Oh、No. カスタム・・ちょっとだけね。数・・結構乗り換えたねえ。多いときは3台もってた。10数台乗ってきたけど、結局私に合うのは(と言うかこの年でも乗りやすいのは)セローだと思っている。ヤマハのセローは実に乗りやすい!
この写真は2003年のもの。オニパン看板のところにある欅の木がこんなに小さい。セロー一人旅で、購入した土地へやって来た。このセローは旧式で215cc。思い出としては、購入してすぐ、トライアルの競技コースに挑戦し、コースから崖下に転落して膝を負傷。運動会での踊りの指導ができなくて、みんなに迷惑をかけたことかな。しかし、セローの運動能力の高さに驚いた。それから8年後、お店を開店して3年後くらい。ずーと一生乗り続けられるバイクを求めて、鹿児島までママと旅を。そのバイクはセロー250.新車を買う馬力もなく、また買ったとしてもあまり乗れないので(だってバイクに乗る時間も必要性もないので)中古で良さげなものを探していて、鹿児島の日置市で見つけものだ。
旧式セローとは全く別物で、パワーもありつつ、乗り心地もいい。このバイク5000キロの搭乗距離。そして現在は7000キロチョイの状態。5年間で2000キロ走破!いかに乗っていないか、そしていかに無駄に税金を払っているか。しかも、この4月より250ccは、1200円くらい税金がアップ!。もうアップアップ状態。ただただバイク人生を終わらせたくない老人の妄想、執念なみたい。一年間でのるタイミングといえば、夏休みの一人旅行ぐらい。たまにしか乗らないから、調子ももう一つ。バッテリーはすぐ上がる。2週間ほど前セルモーターの調子が悪く、修理代に2万円。もういや!!!、っていう状況。
乗らなければ確実に調子悪くなるだろう。ではどうしたら乗る時間を確保できるだろうか。考えた。う~んと考えた。じっくり考えた。その時キラリとひらめいた。それは、通販や卸の配達のこと。週に何度も通販で郵便局へ行っている。湯布院の郵便局は駐車場が信号のすぐ手前で、非常に使いづらく、市民からも不評。私も大変困っている。そうだ、自動車をやめてバイクで行けば・・・。しかし、バイクに載せられる通販の箱は1~2個ぐらいか。無理か。いや待てよ大きなリアボックスをつければもっと積載できるな。でも大丈夫なのか。法律的には~~?
調べてみると、バイクに固定されている積載器より後ろ30センチ、左右15センチまでOK。 ボックス自体もゴムなどでくくりつけていないものであれば(何か工具を使わないと取り外せない)積載器に入るとのこと。高さ2メートル以内、左右1.3m以内であればいいみたい。そういえば、大阪にいたとき、有名なひげを生やした市会議員がいた。その人は、でっかいコンテナボックスを荷台に取り付けていたっけ。ちょっと恥ずかしいくらい大きな。いつでも、そのバイクで走っているので、やたら目立っていた。よし!それよりでかいボックスをつければ、通販の箱も6~7個でも運べるぞ。
先ずは板をボルトで固定。
家にある一番大きなボックスをつけてみた。しかしこれでは2~3個が限度かなあ。そして1週間が過ぎた。次の休日。コメリに行くと、目に着いたものが、セメントなどをこねるトロ舟。中ぐらいの大きさが、いい感じ。しかもブラックカラーだ。これはブラックセローにもってこいでは。早速家で作業。
でっけー!。あの髭の市会議員に勝ったぜ~!!(ということは、周りから見れば「超恥ずー」)そんなこと言ってられねえ。愛車の健康とパン屋の仕事のためと思えば、人目なんて気にしてられっか・・・・・・・・・・・・。
こんな風にでかい通販の箱が2段で入れられます。大きな番重もなんと二つ入るんですよ。立派でしょ。
後ろの留めねじも赤で塗りましたよ。まるで、鬼の牙みたいでしょ。
前から見たら案外かっこよく見えますよね。だんだん見慣れてくるから不思議ですね。名づけて「ブラパン号」。こんなバイクが走っていたら、「あっ!オニパンマスターだ!!」と手を振ってみてね。それはうそ。恥ずかしいから知らん顔しててください。
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