充実のお休み日

ゆっくり優雅なお休みをしていると、心が逆に落ち着かなくなるのは、貧乏性のなせる技か。本当に「お休み」と名前のついた休日は最近経験ない。それが性に合っているのだろう。

前より気になっていたチェンソーの目立てをやっとできた。一番気に入っている電気チェンソーが、チェーンの外れたまま、且つ刃が切れないままになっていた。

分解して掃除。チェーンを装着して、ヤスリを使って目立てをする。

目立て用の専門道具を使えば、わりと誰でも目立てが出来る。ここにたどり着くまで長い年月を要したなあ。

上刃と横刃の両方が鋭くならないと切れが悪い。まあ、並みに切れる状態になった。次に、畑に行って、小麦の播種の準備。トラクターの扱い方が今ひとつわかっていなくて、苦労する。しかしこれも「機械が教えてくれる」という亡くなった園田の爺さんの教えどおり、トラクターが教えてくれた。そして仕事終了。

この二日間のお休み日、もっとも嬉しかったこと。それは、スパイスカレーがとても美味しく出来たこと。何度もレシピのやり直しをしてきたが、味が今ひとつ。そして今回、満を持して、カレー作り。

改良点は、人参の量をグッと減らし、玉ネギをこげ茶になるくらい炒めたこと。そして、スパイスも変えた。最初の段階で入れるスパイスをホールのクミンシード、カルダモン、クローブに変える。クミンシードは定番だと思うが、クローブとカルダモンは初めての経験。まあ、読者のみなさんにとって、スパイスはわかりづらい方が多いとは思いますが、本当に入れる種類によって大きく味や香りが変わるから、カレーって恐ろしい。むずかしい。たのしい。

こうして出来たカレーは、なんと、私のスパイスカレー作り人生(スパイスカレーはたかだか2年くらいか)の中で最高の味となった。お肉はミンチを使わず、ぶつ切り。それにはワケがある。新作のカレーパンを考案中なのだ。私の頭の中では、これを全国展開して、売りに売ろうと思っている(内緒ノハナシ)。最近の経営難打開のための秘策にならんかなあと・・・。