いよいよ最後、アップルシナモン。さよなら、また秋に会いましょう!

冬の定番、アップルシナモン。いつの頃からか、冬を代表するオニパンのデニッシュとなりました。

10年前くらいか、リンゴを使っておいしいパンが出来ないかなあと思ってたとき、お客さんが差し入れでアップルのシナモンコンポートを持ってきてくれました。それがとてもおいしかった!これを使おうと始めたのが「アップルシナモン」でした。

それからまた数年、盛んにやってきていたサイクリストさんが「せっかくおいしいのに、リンゴが真ん中に集中している。真ん中に口が行くまで、がまんせんといかん。」みたいなことを言われて、「最初の一撃」の大切さを知りました。リンゴの置き方を変えて、またさらにおいしくなりました。

まあ、どのパンもそれぞれにストーリーがあって、一つ一つのパンを眺めながら、思い出に浸ることも度々です。さて、このアップルシナモン、明日の日曜日が最終。コンポートの底がつきました。

アップルに替わりあいたポジションを埋めなければならないかなと・・・・さて何にしようか。

先日スーパーに行くともう甘夏が出ていることに気づきました。これだなあ、やっぱり。昨年デビューした「甘夏デニッシュ」。今年は早めの登場です。

佐賀関まで買い出しに行かねば。甘夏の下には、オニパン特製の紅茶カスタードがしかれています。甘さとほろ苦さと酸味がとてもいいハーモニーを奏でます。お楽しみに。