網リンゴの件

人それぞれ嗜好は違うもの。当たり前の話だが、パン屋をやっているとその言葉を実感として感じる場面は多い。

晩秋から春にかけて、デニッシュ系で人気なのがリンゴ関連のデニッシュ。リンゴを使ったデニッシュには、りんパイ・芋りんパイ・アップルシナモン・網リンゴと4種類ある。それぞれ美味しいのだが、私は(網リンゴはいずれメニューから外れるなぁ)と思っていた。一つは作るのに経費がかかる、そしてそれほど美味しいと思えない、さらに時々残る。

りんパイやアップルシナモンは多分誰が食べてもおいしいと思えるのでは。しかし網リンゴはな~。

昨日別府店店長。お店に着くと、常連のお客様が「網リンゴ二つとっといて!私用事で後で来るから。」別府には二つしか網リンゴを持ってきてない。木曜日はお客様も少ないし。まあいいか。

そして開店。しばらくして、写真家のHさんが来る。仕事の頭休めに、甘いもの特にデニッシュを買いに来る。今日も早い。彼は「網リンゴないんですか?」と聞く。「ぁ~売れてしまいました!」と私。すると彼は「タイミング悪いなあ。前回もだめだったなあ。」「そんなに網リンゴいいですか?」「いやあ、最高やね。」みたいなやりとり。

芸術家のHさんは、やはり味覚嗅覚が違うのかなあ。芸術家のHさんがそこまで惚れる網リンゴ。ちょっと私も見方を変えた方が良いのか。

そして今朝。Hさんから電話。「網リンゴとっといてもらえますかあ」

ホント好きなんだあ。

オニパンに春が来た

冷たい日が続いています。明日くらいから暖かくなりそう。暦の上ではとっくに春は来ているものの、オニパンには厳しい冬が続いていました。しかし、今日、本日より、オニパンにも春が来た!

その春の正体、それは横山さん。顔は載せませんが、初々しいまだ二十歳の女子。しっかりしているのが、今朝の仕事っぷりでわかりました。専門学校の先生の折り紙付き。その意味がわかりました。もちろんこれから、いろんなオニパンの技術を学び一人前になっていくのです。プロのパン職人にはそう簡単にはなれません。これから、1年、2年と修行は続きます。横山さん頑張ってね。

さて、パン小麦にも春がやってきました。先日報告したように、福岡のパン小麦に負けていません。しかし、春から成長する雑草がやっかい。今までそんなに雑草取りをせず、5~6月は悲鳴をあげていました。大きくなってから雑草を抜くのは手遅れ。だから、まだ弱っちい状態で対処せねば。

上に伸びた小麦の傍に横に広がる雑草たち。これを今のうちに除去せねば。方法としては、管理機で耕す。

これで耕し、あとは鍬とかですくう。しかし、残念なことに・・・この管理機はとてもボロく、しばらくすると、動かなくなりました。え~!!やめて~!!どうすべ~!!

結局鍬で雑草取り。麦の生え際まですくえるので、鍬が一番。しかし問題は私の腰。5分やっては背伸びをし、5分やっては背伸びをし。今あきらめたら、きっと放置してしまうのでは、と自分を追い詰めて。

最後までやりきりました。

うん、これで一安心。今年はおいしいパン小麦ができるぞ~!!

獣害乗り越え 今、元気に育成中

二週間ぶりに小麦畑へ。前回の畑視察で気になる点が。一部の小麦の穂が、ウサギにかじられ、少し短くなっていたこと。どこから侵入したのかを調べた。足跡をたどると、あった、あった、ネットのスキマが。潜れるような地面とのスキマ。そこをネット留めの鉄釘で固定。その後、畑には行っていない。

先日の休みで福岡の方へ出張。新スタッフの車の購入のため。その途中で見かけた小麦の生育に目を奪われる。

流石、本家本元。多分ミナミノカオリかな。もしかするとハルミズキ。九州産小麦の主役たち。大きく育っているなあ~。

そして、昨日、オニパンの小麦畑へ。その後のウサギ被害の状況を見に。

行ってみると・・・おお、なんと、うちの小麦たちも結構頑張って育っているではないか。

立派!立派!寒いときに散布した硫安肥料が効いたのか。近年にない生育状況。さあ、これからは雑草対策もしっかり行わないとね。嬉し~!!

小腹 手軽 買いやすい うま

みたいなコンセプトで店頭に並びだしたのが・・・餡バター!

普通、餡バターと言えばフランスパンの生地のコッペに餡子とバター。オニパンの場合は、小ぶりの菓子パン生地に餡子とバター。二口くらいで終わりそう。

かわいいでしょう。お値段は145円。食べやすく、おいしい!好評です。!!