Author: 日浦 晃英

　オニパンの三ちゃんです。正式には三平くん。この子には悲しい過去があるようです。名前も、はじめコロ、次にジョン、そしてハリー。名前が４つあるとは。うちに来て、約３週間。穏やかになってきました。猟犬の血が流れています。道路より溝を歩きます。鹿の臭いがあると、手が付けられないくらい興奮します。力がとても強く、前足だけで逆立ちもできれば、後ろ足だけでペンギンのように立って、遠くを見ようともします。すごい能力がありそうです。年は１歳半くらいみたい。人間にはやさしい。最近分かってきたのは、三ちゃんはとても頭が良い。言葉をすぐ覚えます。顔を見て、話を聞きます。しつければ、いい子になりそうです。

　設備屋さんに相談しても、オーブンの購入元がどんな仕事をしているかわからないので、身元がはっきりしないオーブンなど設備は修理できないと断られ・・・。また、してくれそうな個人営業の方に相談しても、口返事だけで、いくら待っても来てくれない。そんなこんなで、一年近くたってきた。このオーブンが使えなくなると、パンが焼けない(スチーム関係ですが）！！！仕事って、相手の立場で、親身にやるものだと思う。最近こんな経験もした。依頼した仕事を期日道理にやらない。あまりに遅いので、忘れているか(そんなはずはない）、遅くなりすぎて、ばつが悪いので知らん顔をしているのかも。それで、こちらから出向いて、「どうしたの」と軽く聞く。すると、何も言ってこないのでどうしたのかと思ってたとの返事。そんな～！はっきり言ったのに。それも、こちらが悪いみたいな言い方。私は、そうだったかなあ～なんて言いながら、また頭を下げてお願いする。それもこれも、関係が悪くならないことを考えて。だって、家が近いし・・・。私だったら、先ず、頭を下げて謝る。私が悪くないにしても謝る。それは、お客様だから。謝ったって、私の人格が傷つくわけではないから。そんな、お客様の立場に立たない商売人も時々いる。

湯布院のＨ産業のＢさんが、一月ほど前、冷蔵庫の点検でやってきた。私は、オーブンの件を話した。彼は冷蔵庫専門でその他の設備は今一つわからないという。私が、オーブンを含め、いろんな設備を自分なりにメンテしてやっていることに、驚き褒めてもくれた。そして、オーブンは以前少しかじったことがあるとお話してくれた。ちょっと、試してみましょうかと言ってくれた。お願いすると、自分なりに故障個所を考え、メーカーに部品を発注。そして一昨日、５時過ぎにお店に来てくれた。それから、修理を始める。私が通販から帰ってくると、ほぼ終わっていた。遅くまでご苦労様。そして、昨日試運転。するとどうか、ばっちし治っている。私は嬉しかった。機械の故障が業務にどれほど影響するか、その気持ちをわかるからこそ、専門でもないのに他人のために頑張ってくれる。その姿勢が私はとても嬉しかった。

ジャムデニッシュ、いい感じの色合いになりましたね。薄黄色が紅玉のジャムです。おいいしいです。

　やはり素材がいいとおいしいんですね。紅玉とお砂糖のみでつくりました。レモンは入れなくても、紅玉の酸味で十分でした。

　これで、ジャムデニッシュをつくることができます。今日はしばらく休んでいたジャムデニッシュの復活。でも雨模様だから、少しだけ作りました。

　カレーもつくりました。でもこれは一日ではできません。今日も引き続き煮込み中。そしてあんこも作りました。これも、今日引き続き製造中。

　あと、ベーコンも作りました。ダマンドも。忙しい一日でした。今日は暇そうです。

　「ユメ食パン」おいしいと、食べた方から評価が届きます。この食パンは、注文を受けて焼くので、毎日焼いているわけではありません。ぜひご賞味してくださいね。