曇り あ~何とか危機突破!昨日触れた噴霧器の故障、なんとか下手な修理でくりぬけた。 

 噴霧器って農家の人が野菜などの消毒や肥料を施すために液体を霧状にするあれです。小麦栽培の時、例えば今回の場合を説明すると・・・・。小麦にとって最悪の病気は赤カビ病。弱い品種の小麦だと実がついて1~2度雨に当たると実が赤くなり(赤カビ病)食べられなくなります。それまで大事に育ててきても、ちょうど収穫を前後して梅雨に入るわけで(小麦の収穫時期は6月の10日前後。ミナミノカオリなどの品種は6月初旬には収穫を終えているが)、梅雨が早まったりすると「お~神様♫」みたいなことになる。オニパンで育てている「銀河の力」という品種は雨に強いのですが、それでも雨にず~と当たるとまずいわけで。それで、チルト乳剤という薬を花が咲いている時期に散布するのです。昨年からは、そのチルト乳剤の希釈液(1000倍)に、実肥(実を肥やす)の尿素(ほとんどが窒素)を混入させて撒くと、一石二鳥になることを知りそうしています。一反あたり100リットルが基準なので、噴霧器に10リットル以上の液体を入れ背中に担いで散布することを繰り返します。噴霧器の重量もあり、10回ほどそれを繰り返すと結構のハードトレーニング。

花が咲いているのは10日ほどか。その間の晴れの時に散布する。咲いてすでに何日か過ぎている。今日明日は晴れだが、土曜日からは雨。となると水曜日にせねば~!!ということで準備していると、なんと、なんと、噴霧器のノズルの元の部分が折れているではないか!ひえ~、どうすべ~!通販で新たに安いものを探して、注文しよか。しかしいつ届くのやら。誰かに貸してもらおうか~、でもそんな人いるかな~。など考えていたが、ふと、直せないかなと思った。そうか、直せばいいのか。と納得。

折れた部分をテープで止めて、針金などで補強。そして試すと、破損個所から液体がダダ洩れ。だめだ。やはり無理かと、通販で注文。それでも間に合わないだろう。水曜日はそれで一日終わり。

寝るといい考えが浮かぶのです。寝てる間に、別の修理方法が浮かんだ。折れた個所を接着剤でとめて、乾いてから、シリコンでその部位を固め、さらにかたいステンレス棒で補強してみてはどうか。うまくいくはず。

木曜日は晴天。早くからその作業にかかった。

 とりあえずついた元の部分にシリコン材を。4時間ほど乾かしたが、なかなか乾かないのですねえ。こんなことしたことないのでわからない。まあほぼ乾いたことにして、昼過ぎにステンレス棒を補強してテープでぐるぐる巻き。

 本体につないでスイッチを入れると、まあなんと、うまく噴霧するじゃあないですか。木曜日は比較的仕事も少なく、3時過ぎから7時近くまで噴霧作業に取り組むことが出起ました。あ~これで今年も小麦は大丈夫みたい!!

ところで、本日より、緊急事態宣言解除です。しかしカフェはもうしばらく自粛します。パンのコロナ支援値引きは解除させていただき、主食系パンのお値段は定価でお願いいたします。