パン屋の休日 大船山へ №152

11月11日,人生二度目の大船山(たいせんさん)へ。
一度目は、高校生の時。阿蘇野方面から登った。重い荷を背負っての登山だったので、しんどかったことしか記憶に残っていない。
今回の山行きには、いつもお世話になっている上田家具製作所の上田さんと同行することになっていたので、ぜひとも行きたいと思っていた。
さらなる楽しみがもう一つ。
それは、登山口までバスで送迎するという、竹田市の観光ツーリズムの取り組みが新たにスタートしているとのこと。
それを使うと、2時間早く頂上へ。

朝、いろいろとトラブルがあり、待ち合わせの9時半(竹田市パルクラブ)に到着できなかった。上田さんは一人で登山バスで登山口へ。大変申し訳ないことをしてしまった。
しかし10分ほど遅れてパルクラブに到着して、上田さんに℡すると、なんと運転手さんが
私たち二人のために、もう一度パスを運行させてくれると・・・。
親切な運転手さんのおかげで、遅刻した私たちも登山バスに乗れることになった。

大船山の登山コースは主に3つか。一つは、前述の阿蘇野より黒岳を経由して(これが一番きついかな)。二つ目に坊がつる(キャンプ場)より。そして3つ目が竹田市側から。
竹田市側は、岳麓寺(がくろくじ)登山口から登るコースで、全長3時間半かかる。
今回利用する登山バスは、岳麓寺コースの途中までバスで登れるわけだ。
下車するのが、岡藩(竹田市)3代藩主、中川久清の墓、入山公廟(にゅうざんこうびょう)の近く。そこから山頂まで約1時間半。
これは、楽ちん。しかも、無料。

登山バスは、来年は、春から運航の予定か(今年大人気だったそうだ)。


心配をかけたにもかかわらず、暖かく出迎えてくれた上田家具製作所のオーナー。

ザック、服装等完璧にコーディネートされた、
すてきな山男。

ここから、いざ山頂へ。

登山道は押しなべて、歩きやすく、特に難所はない。葉の落ちた木々の間は、明るく眺望もよく、快適そのものだった。

岡藩3代藩主、中川清久の墓へ到着。


今後、この墓は整えられ、観光名所として位置付けられるようだ。

「日本一高いところに眠るお殿様に会いに行く」ツアー。


お墓から見える景色。


とても、歩きやすいコースだった。
私は、腰痛が心配だったけれど、問題なく頂上制覇。ママは体調が悪く、しんどかったとのこと。表情も、今一つ。


頂上から。下に見えるは、坊がつる。正面には、九重の連山が見えている。


これが、登山バス。
とても親切な運転手さん。
お世話になりました。

このコースは、お子様連れにもおすすめ。

いい汗をかいた山行きでした。