オニラスク

天気の良い爽やかな朝。久しぶりの好天な連休。たくさんのパンを焼いてお待ちしています。

さて、この間、試作を繰り返し、味的に進化を遂げているオニラスク。ラスクらしからぬ食感もあり、(どうだかな~)と戸惑っていました。袋に入れるものを2種類とし、一つはシンプルに「発酵バターとハチミツ」味、もう一つはそれにダマンドを追加したもの。

焼き上がり試食すると・・・プレーンの方は「カリカリ」、ダマンド追加の方は「カリ、ゴシ、ズシ」よくわからない不思議な食感。味は、濃く深いものがあとからやってくる。ラスクと命名している限り、カリっと焼かねばとオーブンで長めに焼くのだが、ダメ。やり過ぎると生地が焦げ焦げになってしまう。むずかしい。

しかし、試食してみて、こんな食感のパンってないなあ!と思いだした。これは面白いなあ!と。

パンと言うよりお菓子。ラスクでもないなあ。ダマンド追加のものは、味が濃くて珈琲が飲みたくなる。私は、毎朝、珈琲にチョコをともにしている。しかし今朝はこのダマンドラスクが食べたくなった。そして食べる。

うん、面白い。良い相性だ。ダマンド部分は濃いから、こればっかりになるとちょっときつい菓子みたい。しかし、ダマンドのないプレーンばかりだと物足りない。

ダマンド部分とプレーン部分を合わせたものを作ってみよう。

名前をラスクにすると、へんな固定観念で見られてしまうのがちょっと残念な気がして。いい名前はないかと思索中。